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  • 2012.09.04 Tuesday
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YMOの殴ったもの

僕が中学の頃メインだった音楽は

「ニューミュージック」っていう例のユーミンさんの


POPS
革命とフォークの残党だった。

 

どっちも主に情念をテーマにわりと湿っぽい歌を

歌っていて、

それの欧米かぶれの金持ちテイストが

ニューミュージックで学生運動貧乏テイストが

フォーク残党系みたいな感じだった。


(実は僕はどっちも好き)

 

その表面では「芸能界さん」がいるんだけど

そんなのはどうでもよくて。

(このへん本当今も同じ)

 

面白いのはその頃にあの「YMO」が出てきたことで。

 

なんたって歌詞がない。情念拒否。


あの頃は本当のキッズだったから意味が

わからなかったんだけど、

あの事件は今考えても凄いと思う。

 

何でこんなこと書いてるかというと、

あの時に
YMOが表現した何かの結論が

2011年の今出てるからです。

 

結論だよ。「ソリッドステイトサバイバー」とか

「増殖」が殴った時代の何かがどうなったかの結論。

 


あの時の彼らの仕掛けは専門家が

何冊も本にできるくらい深いんだと思うけど、

まあ、「日本の夜と霧」とか「浅間山荘ドキュメント」

とか「同棲時代」とか「カムイ外伝」とか見た後に


YMO
の「ソリッド」とか「増殖」のジャケット見るだけ

で何かがわかるはず。

 

あの3人は今もかなりの「ART活動家」だけど、

若い時の仕掛けは凄い。


スネークマンショーとか戦争反対とかもね。

 



色々あるけど、僕が思うのは
YMO

「俯瞰した」ってことです。

 

鳥の目でギラつく「狂気のトキオシティ」を眺めたんだね。

情念の革命に敗れて別の何かの戦士になる同じ顔の人た

ち、マージャンの卓にマネキンの女。



あれは一見社会派から離脱してるように見えて、

物凄く社会派。青臭い青年の主張なんだよね。

それがすごくいい。


YMO
は散開したあと坂本さんはアフリカに行くし、

象と語る人になるし細野さん達の旅もずっと社会派。




 

ところで原発は超ハイテクという顔をしてるけど

情念の社会の象徴。


欲望と感情と血縁だの地元だのがえげつなく絡みあって

誰も本当のことが言えなくなって、

結局だれも幸せになれない浅間山荘な世界。

「犬神家の一族」とか「奇子」な世界。


「俺たちだけが」とか「あいつらは汚い」とかの

ローカルな情念の戦争。


その延長にあるのが

「非核3原則の国に核の発電所が建つ」っていう世界

なんだよね。



 

さて、次の時代は「脱クール」だと言う人がいて

僕も共感してます。

YMOは脱情念だけどクールではなかった。

熱い社会派だった。

彼らが批判してた「ローカル情念の時代」が

もうすぐ終わるね。


本当に良かったと思う。


 

 

パリ東京

 

年末にマリーズのライブに行った時

 

「自分が誰かのファンになってどーする」

 

みたいな自分突っ込みもあって

 

素晴らしいステージだったのに

 

「しばらく彼らのことは遠くから応援しよう」

 

なんて大人決めてたのに

 

僕ときたら

 

彼らのアルバムがあまりにいいんで

 

「絶薬で志磨遼平に会っちゃう?」

 

とか言うさとひゅの誘惑に勝てず

 

 

気がつけば志磨君の親友と

 

彼ら和歌山の友人軍団とも合流して

 

「行かない」とか言ってた会場でワクワクしながら

 

マリーズのライブを見てました

 

 

 

マリーズは「東京」をテーマに歌っていました

 

「欲望と贅沢の町」と志磨君は言っていました

 

そんな東京を愛してるとも言ってました

 

 

その楽曲に現れる東京はまるで19世紀のパリ

 

欲望と退廃の美の町

 

彼には東京はこう見えるんだ

 

 



僕は東京で生まれて東京の思い出ばかりなのに

 

ずっと「東京が嫌いだ」と言ってて

 

実はこの辺複雑なとこで

 

愛するが故に均質化、凶暴化していく東京に耐えられない・・

 

そんな相克が僕の中にあるわけです

 

 

でも志磨君はこのパリ東京をボードレールみたいに

 

受け入れて愛してる

 

世界史的にも稀有な「欲望の都」の儚い美は

 

愛すべき人類の「人類たる弱さ」が生んだ美だ

 

 

 

なんだか彼の楽曲に

 

明治から昭和にかけて

 

この町で汗をかきながら

 

笑ったり、泣いたりしてきた先代の顔が浮かんだ

 





 

僕は今日

 

東京を愛することに決めました

 

 

祝福の雨が降ってました

 

 


キヨシロー発禁事件のこと

 

この事態にいたって

 

事態の解決のために体を張って戦う人は・・

 

放射能浴びながら戦う人は・・

 

「絶対安全です」とか言っていたスーツの人じゃなくて

 

そんなに沢山のお金も貰ってない普通の人で・・

 

 

ねえ

 

あの時のスーツの人は今どこにいるのかね



なんて・・

そんなこんなで

 

 

 

僕もずっとイキドオリマンになってて


ブログも途切れがちですみません




なかなか頭が整理できない中で

 

今週描いた絶薬はマリーズの志磨くん編でした

 

彼は僕の絶賛する詩人で世界の夜明けを歌っている人

 



だから洪水みたいに流れ込んでくる情報の中で

 

本質的、鳥瞰的にものを考えるときには最適の人でした



まあいつものことながら2ページでは全然伝えきれないけど

この新絶薬は単行本で対談のテープ起こしが載るので

どんな話をしてたかはそれでくわしくわかるから


どうか許してね


 

 

 

原発のことは心の混乱が少しでも収まってからでないと

 

一般誌には描けない感じなので、数週後に描きます

 

 

 

どうしてこんなに自分が原発に熱くなるかと考えてたら

 

どうやらその最大のきっかけは

「キヨシローのアルバム発禁事件」だと

 

気がつきました。

 

 

そうです、あの

 

「放射能はいらねえ、牛乳を飲みえ」

 

という

 

まるで今のこの瞬間を予言したかのような曲に

僕は衝撃と共感を得て

そして納得のいかない発禁処分があって

 

あの頃から僕は今のような僕になっていったみたいなのです

 

 

 

作家は「炭鉱のカナリア」

 

まさにキヨシローはそんな人でした

 

 

彼と同時期にブルーハーツもランキンタクシーも

色んな人が

はっきりと伝えるべきことを表現してて

当時僕は宝島でそういうことと戦う少年の漫画を描いてました

 

 

 

そんな時に突然のキヨシロー発禁処分

 

ああ・・社会はこういうふうになっているんだな

 

と、僕の戦いは長期戦に突入したわけです


 

 

 

僕の友人の何人かが「日本にジャスミン革命を」と言ってて

 

僕は革命という全取り替えは難しいと思うけど

 

やっぱり変えるべきときに最低限のことは変えないとね

 

キヨシローの歌を放送できるくらいにはしないとね

 

 

「本当のことなんか言えない、言えば殺される」

 

って曲も彼は歌ってたね

 

 

本当にさ

 

そんな国

心から誇れませんよ


 

これは革命の画家クールベ兄さんの作品

いいよねー




 


天才音楽家の末路

 

香山先生は心のお医者さんなんで

 

音楽家の心の治療もしてます。




先生の事務所はこんなとこにっ!


 

で、子供の頃から地元では天才だと言われて、全てを犠牲にして

 

頑張ったのにソリストになれない人が心を病んでしまうんだそうで。

 

おまけにソリストになれるのはほんの1%かそこらで、

 

ほとんどの人の夢が葉破れる世界なので、

 

「これしかない」と思っていた人は本当に気の毒。



こんなのも近くにっ! 



 

「だから夢なんか破れて当たり前です」なんて香山先生は言ってる。

 

 

漫画家もそうなんだけどね。

 

でも問題はさ、

 

音楽家になるレースに命を懸けて

負けたら終わりって思っている人はさ

 

本当に音楽家なのかね?

 

それが「売れる音楽家になるレース」とかだとすると

 

もうなんかね・・



認められない苦しみに関しては

僕もなかなかの所を歩いてきたから、

死ぬほどわかるけどね。

 

 

ARTは祝福で、ギフトだから、包まれるだけで幸せなのに

それを忘れちゃうなんて本当に悲しい。



 

うん、

 

1000億持ってても、描きたい漫画を描くんだ。

 

絵も舞台も絵本も詩も音楽もみんなそうだね。

 

 

ARTやるならそういう人じゃないと

香山先生が眠れないもんね。



でもこんなのも近くなの


森はいいね・・







キャットパワーと少女時代


アジアカップの日韓戦は面白かったねえ・・

 

猿が出たんだって?

 

悲しいねえ

 

でも見ごたえあったねえ、なんて言っていたら、

 

今、一番熱い日韓戦は「アイドル戦線」だそうで。

 

仲間に「とにかく完成度がすごいから見て、少女時代のPV」

 

とか勧められて、見たよ。

 





確かにすごい完成度。

 

美しきアジアの女神が優しさを湛えたままビヨンセになってる。

 

しかもコリアン戦略は「足フェチ」「尻フェチ」とか特化した戦略

 

なんだね。

 

なんかフラッシュの記事みたいだな今回。

 

 



彼女たちのPVを見るとまるで世界は美女ばかりに感じる。

 

日本のアイドルユニットには大概「お前はどうなんだ?」

 

と言われる「ファニーガール」が入ってて、

 

アイドル多様性条約を守っていたけど

 

少女時代には「お前はどうなんだ?」と思わせる人が見当たらない。

 



 

 

うーん

 

これを見た男子は現実の恋愛に行くのはきついよねえ・・

 

いないもん。

 

こんなに美女は。

 

 

いやっ、どこかにいるのだっ

 

なんて思うともう

 

底なし沼が待ってるね。

 

 






最近ロックが面白くなってきたけど

 

女子の音楽がもう1つな感じで、

 

ガールズバンドの若手もいくつか聴いてみたけど

 

心にはどうもこない感じ。

  



「病んだ心」か「闇雲な前向きな感じ」か、

 

「健全な部活」みたいな歌しかないのがつまらない。

あとR&Bの人たちは「大人が作った商品感」が

どうしても前に出てる気がして入れない。


 

 

でも、女性アーティストの歌は基本的に好きなので

 

新しい才能と出会いたい。

 

 

ジャパンに足りないのは「キャットパワー」みたいな

 

「越えた愛」かも。

 

 

「それが人生よ」

 

「でも愛してる」

 

みたいな所からの歌が聴いてみたいなあ。

 

 

 
猫力って名前もいいね


 

音の精霊

 

 

やい寒波

 

俺をこたつから出せっ




 


あと少しっ

 

あと少しで次のステージに届きそうなんだ

 

でも何かが違うんだ

 

漫画にしても他のものの表現にしても

 

なにかもっといい表現があるはずなんだ

 

だから

 

待ってて人類絶滅

 




 

そんな時元アシで

 

ミュージシャンで

 

ナイーブなエロテロリストのアカが「ライブやるよー」なんて

 

言ってて。



 



久しぶりに新宿のフリークに行ってきました。

 

今回はアカの主催イベントで、昔から知ってる顔ばかり

 



アカの世代は団塊ジュニアで、今30代半ば。

 

団塊ジュニア世代は親がネイティブビートルズ世代だし

 

カートコバーンとかジャミロとかガンズとか直撃世代で

 

渋いロック好きが多くて、

 

僕らバブル世代を心底バカにしてる世代。

 

(ロンドンブーツの淳氏が青田典子さんとかをからかう様な

 

どこか「侮蔑」の視点でバブル世代を見てる感じ)

 



 

でも本当に「ごもっともな話」で、

 

1部のインディーズを除いて、時代に踊ってた大半のバブル世代は

 

ノリだけで生きてるから

 

下の世代はあきれてたと思う。





バブル世代だけどバブル世代が嫌いだった僕は団塊ジュニアが好きで

 

付き合いも多くて

 

今回のイベントもなんか居心地がよくて




 

途中からみんな「音楽の妖精」に見えてきて・・

 

ビールのせいかなあ・・なんて

 

 


でも、あらためて

 

ARTを感じる瞬間で

 

祝福の瞬間。

 




なんかアカが今後沢山イベントやるらしいので見てください。

 

Dopalfinというバンドです。

 

ALASKAのミツちゃんもすごくいいです。

 

みんな音の精霊。

 

僕といっしょに何かを始めるという神の脚本もあるので

 

その時はよろしくね。

 

 


復活してからどんどん良くなるのを感じる
Dopalfin

 

アカの野郎・・30代半ばで鼻ピアスあけただけの気合は感じたぜ。

 

Dopalfin、世界を照らしたまえ。

 

俺は言われなくても照らす。

 

 

Dopalfin

http://www.dopalfin.asia/



毛皮のマリーズ

 

 

渋谷AX・・行ってきました・・

 

ただ、単純に「毛皮のマリーズ」が見たくて。

 

 

 

 

彼らは今年半ばまでインディーズバンド。

 

今年メジャーデビュー。

この日のライブはワンマンで最大の会場。

「羽化」の瞬間。


 

今年は本当にマリーズの曲に救われてたのもあって

 

この瞬間を見逃したくなかった。

 


まさに今「ヤマト発信」。

 

メンバー全員緊張してるのが伝わる。

 

嬉しさも伝わる。なんか甲子園の高校球児みたい。

 

 


 

マリーズのボーカルの志磨くんは

 

緊張してて歌詞を飛ばしまくってた。

 

なんて新鮮なステージ。

 

 

「僕ら昔ここで警備員のバイトやってたの」

 

「警備員のみなさん好きに踊って下さい」

 

「ロックは押さえがきかないものです」

 

なんて言ってる志磨くん。

 

 

きっと当時、「警備員は客になるな」とか

 

言われたんだろう。

 

微笑ましすぎる。

 

 

 

一方僕ときたらAXに来たのは「グループ魂」のライブ以来で、

 

その時はゼブラーマンがらみで招待されてて

 

偉そうに招待席で映画会社の偉い人と一緒に

 

2階からステージを見下ろしていた。

 

密かにバンドの分析なんかしながらね。

 

まったく最低だ。

 

そんなふうになると何かを無くしていくことを

 

忘れていたのも最低。

 

 

 

でも今回は大丈夫。

 

自分でチケット買って、寒空の下で並んで1階の立ち見席。

 

あたり前のこと。

 

なんか「ただいま」って感じ。

 

 

 

いくらでも解説や分析はできるけど

 

なんか今日はそんなしょうもない「評論家」はしたくない気分。

 

 

ともかく志磨くんは久しぶりに見た本物の「若き詩人」

 

ロックの歴史を丸ごと抱えて飛び出した精霊。

 

死にかけたロックを全肯定して蘇生させるために生まれたみたい。

愛と肯定の歌を浴びまくった教会のミサのような時間。

 

 

 

大好きな人と2度と会えなくなってしまって5日目に

 

大好きな彼らの羽化の瞬間を見てる俺。


なんて脚本だ。


 

 

分析かあ・・

 

 

感謝しかできないよ。

 

 


パルコまで・・



週刊東京少女A

 

爆風スランプの歌に「週刊東京少女A」という曲がある。

 

田舎の家に生まれて、それでも都会に憧れて

 

毎週日曜とかに「上京」してくる女の子の話の歌です。

 

歌の最後は「私の靴には泥がついてるの」となる曲だ。

 



 

この曲を歌ってるのはサンプラザ中野くんという人で

 

彼は僕と同世代

 

この曲はバブルの直前くらいに発表されたと思う。

 

これを聴いた時僕は田舎に住んでいて、都会嫌いで、

 

しかも当時僕は泥まみれの靴を同級生に笑われてたので

 

「ふざけんなよ中野」

 

とか思っていた。

 

 

 

この曲はあの時代の空気を実に的確に伝えてる。

 

漫画では「江口寿史」という時代のカリスマがいた。

 

彼らは「都会的でないものはダサい」という思想の宣伝マンとして

 

その才能を如何なく発揮していて・・・

 

その頃の僕は彼らを殴りたい気分で一杯だった。

 

 

「誰の作った米食って生きとんじゃい」

 

なんて。

 

 

でも中野くんも江口先生も抜群に頭のいい人だ。

 

「やっちゃったよな、あの頃」

 

なんて今は思っている気がする。

 

 

 

彼らみたいな時代の風に敏感なタイプほど

 

今の時代の変化の深い所に感じるものがあるはず。

 

それにしても時代の空気ってのはたちが悪い。

 

 

今もろくでもない状況だけど

 

少なくとも「農の暮らし」をバカにしない時代になった。

 

なんなら「農の暮らし」に憧れてる若者も多くて、

 

 

都会の何が偉いのか知らないけど

 

農業や漁業や林業なんかを馬鹿にする時代は終わったんだと思うと

 

無駄に時間は流れてはいないと思って救われる。





 

 

よく知らないけどあの頃の都会派軍団は今頃

 

農の暮らしを称えていそうな気がする。

 

 

そんなわけで今日は杉山清貴さんに会いに行きます。

 

元祖リゾート歌手。

 

さあ、どんな出会いになるでしょうか。

 

 



昨日の祖母の旅立ちについて励ましのメール

ありがとうございます。

 

悲しいけど、死者は生きた人より傍にいてくれるので

 

大丈夫。ともかくひたすら感謝です。



ロックって何ですか


オーストラリア人のM君というミュージシャンがいます。


 

 これは僕  寒いね



 

僕の友人の仲間の1人で、

彼はミュージシャンを志してなぜか日本に来ていて

 

ライブ活動しながら英会話の先生をして暮らしている。

 

年齢は30代半ば。

 

しかも住んでいるのは僕の住む南越谷より

さらに北の埼玉ローカルタウンだ。

 

ピアノ弾き語りスタイルの彼はいつものように

キーボードの前に現れると

 

いきなりビートルズの

「ALL NEED IS LOVE」を歌いだした。

 

この選曲。凄い。


 

さらに彼は「今日はオーストラリアからお兄さんが来てくれました」

 

と言って、お兄さんがギターを抱えて登場。

 

ビリージョエルやベンフォールズみたいなスタイルの曲で

弾むオージーブラザーズ。

 

なんか心温まる。

 

 




彼らの曲を聴きながら僕は考えていた

 

僕が漫画家になる前

「デビューは20歳前後でなくては不利」だと言われていた。

 

今も漫画業界はそんな感じだ。

 

音楽業界もその辺かなりシビアで、

30歳過ぎたらもう終わりだと言われる。

 



いったい何でだ?



 

商業的な成功率?  生活の保障?  感受性? 時代感覚?

 

どっちにしろ「金になるか?」が基準の話みたいだ。

 

 

では、逆に金にならない音楽や漫画は不要なのか?

 

サクセスしないと価値はないのか?

 

 


M君は楽しそうに演奏していた。

 

小さなライブハウスには40人くらいのお客。

 

その半分は知り合いや友人。

 

みんな笑顔で体を揺らしてる。

 

 

M君は最後に「今日は最高です、お兄さんありがとう、

 

日本に来てみんなと会えて音楽が出来て

 

僕は幸せです、ありがとうございます」

 

 

なんて言っていた。

 

 

くるよね。

 

 

アメリカ、イギリスを完全に無視して

 

アジア、オセラニアで完結してるのもいいね。

 

 

彼の仲間は音楽中心で回っていて、生活向上の欲望やなんかは

 

どこかに置き去りにしている。

 

メジャーデビューできなきゃ音楽やめる? 何で?

 

みたいな感じだ。

 

 

 

ねえ、何がロックかって、


これこそがロックだろう。

 

 

 

「煮詰まると繁殖」の終わり


しつこいけどまたバンド「世界の終わり」の話です。

 





彼らのことを何も知らないけど、とにかく興味深い。

 

大体このバンド名。

 

ほっておくわけにはいかない。

 

 

 

昔、井上陽水御大が「都会では自殺する若者が増えている」

と歌っていて

 

その曲はどういう展開をするかというと

「君に会いに行かなくちゃ」となる。

 



なにやら「深刻な問題」を抱えた時の落とし所は「彼女に会う」だ。

 





これはもう定番で、イエモンの「JAM」でも

 

「外国に飛行機が落ちました、ニュースキャスターは嬉しそうに

 

乗客に日本人はいませんでした」と、「いい絶望」をかましたあと

 

「こんな夜は、君に会いたくて」となる。

 

 

これがブルハになると

「どこかの爆弾より、目の前のあなたのほうが大事件」となり

 

「チェルノブイリには行きたくねえ、あの娘とキスがしたいだけ」

とくる。

 

キヨシローは「こんな夜にお前に乗れないなんて」とくる。

 

 

どうやら男は

「深刻な問題に直面した時ほど、女が欲しくなる生き物」らしい。

 


「煮詰まったら繁殖」の法則だ。

 

なんだか「問題の解決は次世代に先送り」みたいにも感じる。

 

人間の遺伝的性質かもしれない。

 

 

陽水御大はそのへんを察知しているのか

 

「それは、いいことだろ?」と続けている。

 

なんか「さすが」な感じ。

 

僕はこんな曲たちの気分が良くわかるし、大好き。

 


煮詰まったら抱き合いたいのが人間。

 

いいよね。

 



 

でも、この「世界の終わり」は違う。

 


彼らの歌に「彼女」も「恋人」も「きみ」もほとんど出てこない。

 

ひたすら「終わり」を歌うだけなのだ。

 



人間のせいで死んでいく生き物のことや、

 

大好きな海や生き物たちのことを歌うけど

 

世界の終わりがきても彼らは繁殖行動に向かわない。

 

これぞ本当の「世界の終わり」だ

 


「世代の終わり」か。

 

 

生物は増えすぎると自殺を始める遺伝子を持っていて

 

それは「アポトーシス」とか「アポビオーシス」とかいうらしい。

 

そして、それはすでに作動していると言う人がいるけど

 

まさにこのバンドは「歌うアポトーシス」

 

 

彼らは「滅びたくない」なんて言わない

 

「ああ、終わっちゃうね」

 

「好きだったのにな、この世界」

 

「あーあ」

 

「さよなら」

 

みたいな感じだ。

 

 

陽水御大、どう思われます?

 

笑います?

 

笑いそうですね。


でも、僕は笑えない。前も書いたけど共感する。

ここまで振り切れる表現はリスペクトする。

なんか今後も追いかけてしまいそうだ。

 



とかいいつつ、このバンドの子たちも数年後はベビーカー押しながら

 

ショッピングモールでため息ついてんのかね?

 

興味深い。

 



むしろそういう未来を願うね



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