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  • 2012.09.04 Tuesday
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小橋賢児君とフェイスブックの話

 

 

見た人もいるでしょうか?

 

今回フラッシュの絶薬で小橋賢児君に会った話を描いてます。

 

今回小橋君に会いに行ったのは「バーニングマン」がきっかけでした。



 


このイベントはあのお金の国「アメリカ」にありながら、

 

あらゆる商業行為が禁止されていて、企業の参加もできないのに

 

なんと5万人もの人が参加している超巨大イベントなのです。

 

ここでは自分も何かしら「表現」しなければならないのも面白いです。

 

この大人の大文化祭はウッドストックから続く

社会派イベントなんですねー


最近世界中で「反資本主義」的な動きが盛んですが

これもその1つでしょう。

 

拝金時代の終わりが始まった気もします。

 

ところで「自己表現」なんてできません、なんて言う人もいますけど

 

人間って生きてるだけで「表現」しちゃってますよね。

 

そういうことを誰かに楽しんでもらいたいとか思えたら、

 

それがアーティストの始まりなのかもしれませんね。





 

 

関係ないけど机に向かう時間があまりにも多いので

 

また映画を横で流しまくってペン入れなんかをしてます。

 

 

そこで今更「ソーシャルネットワーク」を見ました。

 

友達のほとんどいない男が女にフラれて「友達の輪」を作る

という話。

 

壊す方向に行くか。作る方向に行くか。

 

その違いで孤独も失恋もその意味を大きく変える。

 

 

なんかサクセスストーリーなのに「寒い感じ」が

 

作り手の視点だと思うんだけど

 

とてもいいね。

 



 


ラストはフランス映画みたいだし。

 

ビートルズが効いてたね。

 
さて「つながり」って何でしょう・・

ふふっ

 

 


イージーライダー

 

シティボーイズさん達に会ってさんざん盛り上がって、

 

例の地球防衛軍のみんなと福山でビール飲んで

 

この後東京で裕木奈江さんに会って、ロスでヨーガマスターに会う

 

という・・・相変わらずわけのわからない毎日です。

 

 

一見自慢みたいだけど実のところクタクタ・・

 

でもね、「えいっ」て冒険に出ると面白い何かが待ってんだよ

 

 




でも、冒険のためには先に原稿描かないといけないから

 

もうクタクタ・・

 

で、関係ないけどBSの映画特集番組で「イージーライダー」

 

見てました。実にいい番組。やっぱり井筒監督が出てる。

 

僕は絶薬の映画編で井筒監督に会ったときに聞いてたんだ。

 

井筒監督は「イージーライダー」見て

 

「あれなら俺にも撮れるやん!」って思ったんだって。

 

それで本当に監督になってるからこの番組には適任。

 

 

でもね、イージーライダーの後に娯楽大作の時代が来たことを

 

嘆いてたね監督。

 

それはよくわかるんだけど、「スターウォーズ」って言っていたのは

 

ちょっと違うと思った。

 

イージーライダーが「アメリカ探し」で「神様探し」で

 

「自分探し」の果ての破滅を描いたとするなら、

 

スターウォーズは「父親探し」と「師匠(マスター)探し」だし

 

あの話は「父親の人生の間違い探し」でもある。

 

これってまさに「イージーライダー」の延長の話だ。

 

それでルーカスは「軍人父さん」がなぜ暗黒サイドに落ちたのかを

 

描いてて、帝国軍はアメリカ西部、中米、ハワイ、日本、ベトナムと

 

ズンズン他国を自らの手にしていくアメリカだ。

 

面白いのはヨーロッパの家出少年のアメリカの若者が

 

東洋に先生を求めるというところ。

 

うーん。実にニューエイジ。スターウォーズは、

まんまニューシネマだ。

 

スピルバーグは「未知との遭遇」に関しては

 

まんまニューエイジだけど、その後は手広く職人芸を発揮するんで

 

ニューシネマ路線じゃなくなるけどね。

 

で、「イージーライダーチルドレン」といえば、個人的な印象だけど

 

ソダーバーグとか、フィンチャーとか、

タランティーノなんかのデビュー作は

 

見事にニューシネマ引き継いでる感じがする

 

 

多分井筒監督が嘆いてる監督は・・・多分キャメロン系。

 

うんうん同意。嘆いてもしょうがないけど、見ないね。

 

それにしてもイージーライダーのことは詳しくないけど

 

「いいから俺たちで撮りたいもん撮っちゃおうぜ、金はねえけど

 

なんとかすんべ」という感じがいい。

 

そういうスピリッツは継いでいきたいなー。





 

しかし俺はニューエイジ強く入ってる。ヨーガだし、ロックだし

 

ARTだし。シュタイナーだし、ユングだし、チベットだし。

 

もう、生まれた年がリボルバーの発表された年だし。

 

うーん・・いいじゃん。

 

面白いんだもん。


アントラージュ

 

SEX&THECITYって大ヒットドラマは

実はちゃんとした人生ドラマになっていて、

僕もかなり楽しんでました。






このドラマがヒットした後、みんなが「男性版」は可能なのか?

なんて言っていて、漫画業界もよくそんな話をしてました。

僕もそういう漫画を描いてみたいと思っているし、

読んでみたいとも思う。





ところで、とっくの昔に男性版SEX&THECITYが

本家アメリカで作られているの、ご存知?

タイトルは「アントラージュ」

ハリウッドで成功を目指す若い役者とその友人、兄弟4人の物語。



この作品は日本ではあまり話題にならなかったけど、

僕は大好き。



オスである男のバカさや可愛さ、底の浅さ、なんかも描きつつ、

ハードな競争社会で助け合いながら楽しく生きていく男たちの

雰囲気が実にいい。



男の友情が第一とかいいつつ、いい女にはまると

コントロールができなくなるあたり、実にリアルでいい。






この作品は「競争社会ではそれをゲームとして楽しもうぜ」

という哲学があって



もうこんな社会はだめだ、スローライフだ、

なんていうのもいいけど、

せっかくならこのレースを楽しんでやろうぜ、という感じ、

実にいいです。



それにしてもこの頃のアメリカドラマの空気感って、

あきらめた感に満ちていてどこか「ユーロな感じ」がいいですね。



リドリーの「グッドワイフ」もかなりいいです。



ERが終わるのは寂しいけどね。


いいドラマ見るとつまらない漫画が描けなくなる。

ありがたいですねえ・・



最近絵が楽しいです




キックアスとゼブラーマン



「キックアス」っていう映画が公開されてまして。

 




これが「ヒーローオタクがコスプレして悪と戦う話」なもんで。

 

なんか聞いたことあるような話なもんで。

 

気になってたら

 



「ぜひ山田さんに観てもらいたいんですよ」なんて

映画会社の人に言われてさ。

 

観ました「キックアス」

 

ねえ、観た人いる?

 

そんで僕の描いた漫画の「ゼブラーマン」読んで

 

キックアス観た人いる?

 

 

いない?

 

うーん

 

観てっ。

 

読んでから観てっ。

 

 

どうしようこの感じ。

 

そもそもゼブラーマンのコスプレ教師の設定は

クドカンの作ったもので、

 

最初の映画版は完全に僕には関係ない作品なんだけどさ、

 

漫画版はもうほぼ山田玲司オリジナルになってて

 

特に1巻の半分以降はほとんど完全に僕が作った話なんだけど。



 

 

「キックアス」

 

恐ろしいほど漫画のゼブラと色々かぶってる。

 

特に4巻あたりの展開やアイテム、シチュエーション。

 

もう驚愕のシンクロニシティー?

 

まったくゼブラーマン漫画と関係なくキックアスが出来たのなら、

 

ホント奇跡のシンクロニシティーだ。

 

 

とにかく「キックアス」と漫画「ゼブラーマン」

 

どっちもいい。

 



実はゼブラーマンは自分の漫画の中でも短くも長くもなく

 

見事にまとまってて、テーマもいいし、それなりに深い話で

 

自信作に入る作品。

 

当時(2003年当時)の僕には41歳のコスプレ教師の話は

 

自分からは描かないであろう設定で、

 

それをクドカンがくれて、スピリッツは好きに描かせてくれたという

 

なかなか奇跡的な連載だった。

 


そのころの仕事場


 

しかしどうなんだろうね、ヒーローオタクの活躍という話を作ると

 

かなりの部分が自然に似ちゃうものなのかねえ。

 

 

しかし・・

 

僕のほうが後じゃなくて良かった・・・

 

 

1番共感する部分は「過去のヒーローへのリスペクト」かな。

 

とにかく「キックアス」

 

営業抜きで「楽しめる映画」だと僕は思う。

 


でもしんどい日々だったなあ
 

 

君が僕を見つけた日


「君が僕を見つけた日」という映画を見ました。



 

突っ込み所満載なのに泣けて困りまひた。

 

原題は「タイムトラベラーズ ワイフ」

 

「時間の旅人の妻」だ。

 

悪くない。

 

 

で、何が悪くないかと言うと、この映画。

 

人生の節目で呆然としている自分の所に、

未来の自分がやってきて、

 

「君は大丈夫、ちゃんとやっていける」

 

なんて言うのだ。

 

 

なんならこれからの人生で出会うことになる人まで現れる。

 

別の時代を生きている人たちはみんな

 

「大丈夫だよ」と言うのだ。

 

これは僕にはやばい話。

 

 

思えば美大を受験する時、

 

デビュー前。いや、人生のほとんどの時間。

 

僕はずっと「そんな知らせ」を待っていた。

 

あの頃の自分を思い出す度に、僕はその日に飛んで行って

 

「大丈夫だ、そのまま進め」と

 

言ってあげたくなる。

 

 

そんなわけでこの映画のアイデア自体が「やばい」わけです。

 

「ドラえもん」なんかもそうだけど

 

どの国の人でもこんな願望を持つのだろうね。

 

 

時々「あ、こうなることを知ってた気がする」とか

 

「この人には会うことになると思っていた」とか

 

感じることがある。

 

やっぱり人生は神の脚本があって

 

すべては決まっているんでしょうか?

 

 

 

そして未来では、死ぬ直前の自分がその脚本を読み返して

 

「ひでえなあ」とか「悪くない」とか

 

言っているのでしょうか。

 

 

例えば、いつまでも後悔するような判断をしてしまったとして

 

その直前の自分に会えたとしたら

 

何を言うのだろう?

 

 

 

後悔を呼ぶことになる事態を「避けろ」と言うのだろうか?

 

 

いい質問だね、これ。

 

 

もしも、その「後悔を呼ぶ体験」で自分が成長したなら、

 

多分何も言わない。

 

きっと「ただ、見守っている」だろう。

 

 

 

そう考えると、未来の僕は何度も来ている気がする。

 

それで、未来の僕は、何も言わないでただ見ているのだ。

 

 

そうに違いない。

 

ならば未来の自分にこう言おう。

 

「僕は大丈夫、知ってるだろ?」

 

 

 

 

そういえば取材で蝶々さんに初めて会った時、彼女は

 

「会うと思っていた」

 

と言った。

 

 

さすが元祖子悪魔女。抜群の掴み。

 

こういう「映画のような瞬間」は忘れられないよね。

 

 


ね?


 

ナウシカ実写映画にAKB

  

山崎監督はゆくゆくは「ナウシカの原作漫画」を実写化したい

と言っているらしくて

 




映画会社の人と


「こうなると主演のナウシカは誰になるのかなあ」とか話してて、

盛り上がってました。

 

 

「AKBの誰かだったりしてね」。

 

「怖いですね」

 

「じゃんけん大会でナウシカ決めたりね」

 

「恐ろしいけど今の勢いだとありですよね」

 

なんて。

 


最近はみんながAKBの話をしている。

 

どの雑誌もテレビも彼女たちが出ていて、まさにAKB黄金時代。

 



もし自分が映画のプロデューサーで、

 

確実にヒットしないと次の仕事からは外されるとしたら

どうするだろう?AKB起用問題。

 

しかも、ローンが残ってて子供が3人とかだったら?

 

かき集めた予算ギリギリまで使い果たしていて、

何十億は確実に回収しないといけない。

 

何が何でも「お客を呼べる主役」が欲しい。

みたいなことはこの世界では普通だ。

 

ここでAKBじゃんけん主演は採算が合うように感じても

仕方ない気もしてくる。

 

何だかんだ言って30代、40代のナウシカ直撃世代は子供を連れてでも映画館に行くだろう。

 

こうなると後は直撃してない20代男子狙いが急務だ。

 

ここでのAKBは強い。

 

「なんで彼女が?」という批判はさらに話題を呼び、

批判の中で映画はヒットする。

 

なんて考えてしまいそうだ。

 



逆に流行を動かす女子を狙う方向でのカリスマ系モデルとか

 

沢尻さんとか蒼井さんとかの名前が出て、

北野?堀北?上戸?佐々木?と来て

 

最後に「コウダクミ」ではありか?みたいな大迷走したあと

 

結局いつもの「宮崎あおい」頼みのパターンなのか?

 

ともかく利益が絶対の見地で見ると映画がどうして

「あんな感じ」になるのか見えてくる。

 




でも僕はその中でもなんとかいい作品を作ろうと頑張ってる人を見てるので

 



批判なんか絶対できない。

 

山崎監督は「規制があるからこそ面白い」と言っていた。

 

これが人生。

 

でもこれだけが人生じゃないから面白い。

 

あ、ナウシカの実写映画は決まった話じゃないですよ。



山崎貴監督に会った日

 

そんなわけで実写版ヤマトを見てから、話したいことが溢れて

困ってた山田玲司です。


 

ネーム地獄の3丁目にいるのでここのところ人に会えなくて、

 

この思いをブログにぶつけるという痛い状況。

 

まだ4つくらい書きたいことがあったのだけどしつこいので我慢して

 

「藤井リナ話」とかでごまかしていたけど、

いよいよ「ヤマトの話」ができるのだ!

 

しかも監督本人と。なんだろうなこの人生。

 


とにかく神と精霊とすべての生き物に感謝して日比谷へ。

 






ヤマト完成披露試写会当日でキムタクも出るらしく、

 

会場付近は毛布にくるまった徹夜組を含む大量の人が開場を待っていた。

 

ほぼ全員女性。

 

「リアルタイム世代のマニアオヤジは影もなし」の

まさにザ、メジャーの世界。

 

そんな中山崎監督はものすごく腰の低い感じで現れた。

 

思った通りいい人。いや、想像以上にいい人。

 

しかも話が面白い。

 

何しろ僕の2つ年上で、ほぼ同世代。

 

僕が吉祥寺でアシスタントをしていた頃、

山崎さんは阿佐ヶ谷で映像の修行をしていたのだ。

話にほとんど垣根が無い。

 

オープニングの「無限に広がる大宇宙」の話だけで

「どんだけ盛り上がるんだ」

 

というくらい盛り上がる。

 

同行してた担当の秋田美人のK女史を置き去りにしたまま

ノンストップで盛り上がり続け、

 

あっという間にタイムアップ。あーもう一緒に飲みに行きたい。

 

 

 

山崎さんはまったく威圧感がないのに作品に賭ける情熱はすごい。

こういう人いいね。

 

今回も超メジャー映画プロジェクトだから「大人の事情」満載で、

 

彼を叩きたい人も沢山いるらしいけど、山崎さんは

 

「そういう彼らの気持ちもわかるとこあるんです」と、言っていた。

 

彼曰く「自分は若い頃は知ったかぶりで、偉そうなやつ」だったらしい。



 

 

批判は「魂の道場」だって言っていた。

 

「愛は必ず伝わる」って言っていた。

 

 

なんていう素晴らしい話を聞いてるんだ俺は。

 

誰に感謝状贈ればいい?

 

とりあえず神と精霊と山崎さんと秋田小町と松本先生に感謝して

 

ネームに戻ろう。

 

 

 

ちなみに今回の対談は12月発売の「T」に掲載されます。

 

ヤマト話、また書くかもなあ。

 




クリエイティブなやつがいるね この床屋 

 


ヤマトの諸君とウチナーの諸君

 

しつこいけどまた「ヤマト」の話です。

 

聞いてくれる人がいないのか?

 

うん

そう、今ネーム地獄で人に会わないのでいないのです。

 

で、吐き出さないと気持ち悪いのでまだまだ書くかも。ヤマト話。

 

 

これは違う宇宙人 


宇宙戦艦ヤマトは敵が「外」にいる時代の最後あたりの作品だ。

 

敵は「悪」だし外圧だ。愛するものを容赦なく殺す存在。

 

だからこの時代の戦いに躊躇はいらない。

 

敵には家族も「顔」もない「ショッカー」みたいな戦闘員だから

 

ガンガン殺して「やったぜ」なんて言える時代だ。

 

鬼畜米英のイメージもこんな感じの「カオナシの敵」だったのかと思う。



 

でもこれが情報化時代になって、相手にも家族も恋人も友人もいる。

 

なんてことになると今度は「敵は戦争そのもの」になる。

 

これが「ガンダム時代」の始まりだ。

 

「悲しいけどこれは戦争なのよね」という世界。

 

ここでは「戦争を始める愚かな大人」が敵であり、

 

その中にも「見上げた人物」としての大人も出てくる。

 

このあたりの立体感が富野先生の偉業だろう。

 

敵も見方もなく「愚行たる戦争こそ敵」の時代。

 



この後に「敵は何だかわからないけど戦わないとダメだと

言われるけど嫌だよ」という

 

純文学の「エヴァ」が出てきて、戦争ものに終止符を打った感がある。

 

もう現代は敵が何だかわからないのだ。

 

敵は外にはいない「自分の内部」にいる時代なのだ。

 



こうなるともう戦争ものは難しい。

 

あえて言えば社会派の「ハートロッカー」とか

 

視点を変えた「第9地区」みたいなものしかないのかもしれない。

 

そこで「ヤマトリバイバル」となる。

 



これも違う



ヤマトは「日本人のため」を「人類のため」に変換して宇宙に旅立つ物語だ。

 

こういう見事な「変換」は今回の実写版でも引き継がれているけど

 

(敵もちゃんと「ショッカー化」してある)

 

 

でも、どうしても「地球のため」というスケールと

 

「ヤマト」という名の太平洋戦争の戦艦の間には違和感を感じてしまう。

 

あの時代はすんなり見られた「日本人だけの地球救助船」に

無理を感じてしまうのは

 

自分が変わってしまったからなのか?

 

 

沖縄の人は本土の人を「ヤマト」とか「やまとんちゅ」と呼び、

 

沖縄の人のことを「ウチナー」とか「うちなんちゅ」と呼ぶ。

 



このあたりのことは当時考えもしなかったけど、

70年代のヤマトブームの時。

 

唯一地上戦に巻き込まれた沖縄のウチナーの人たちは

 

どんなふうに感じてたのだろう。

 

 

 

今回のヤマトで最高に光っている森雪は、黒木メイサさんが演じている。

 

彼女は沖縄生まれ。「ウチナー」だ。

 

こうなると、デスラー総統は「ヤマトの諸君」ではなく。

 

「ヤマトの諸君とウチナーの君」と言わなければならない。

 

 

うるさい?

 

そうですね。

 

でも黒木さんは(その家族は)どう思っているのかなあ、

なんて考えてしまう

 

めんどくさい大人になりましたとさ。

 



「宇宙戦艦ウチナー」作る?

 

主題歌「ビギン」主演「ガレッジセール」戦闘員「スピード」

艦長「具志堅
用高

 

はいさーい、戦わないで歌って踊るウチナーが地球を救うサー。

 

いいなあー沖縄行きたいよー。



石垣島のジェイコブ元気かなあ


「父ちゃんは負けなかった」の「ヤマト」



映画「宇宙戦艦ヤマト」に僕を連れて行ってくれたのは

 

大日本帝国海軍に徴兵されていた母方の祖父でした。




優しい人でした



 

アニメ映画に付き合ってもらったのに、おじいちゃんは映画の帰りに

 

「いい映画だったね」と言っていたのを覚えてる。

 

 

あとでわかったんだけど、この「宇宙戦艦ヤマト」という作品は

 


「軍国少年の太平洋戦争のやり直しの夢」として見ると

すごくしっくりくる。

 

実際、松本先生の父親は戦争中パイロットで、

 

「戦後おとなしくなってしまった父親に

もう一度飛行機に乗って欲しかった」

 

みたいなことを松本先生は言っている。

 

子供にとって父はヒーローだから

 

「父ちゃんは負け犬じゃない」

 

という思いがあるのは当然だ。

 

それが西崎氏の企画と重なって、あの「ヤマト」になった

と考えると興味深い。


 

沈んだ戦艦を最新技術で復活。沖田艦長の存在。

 

敵はなぜかかつての同盟国のナチスっぽいというのも面白いし、

 

アメリカ的なものを完全に無視して、

 

向かう先がなぜか「ロシア風美女のいる星」だ。

 

この作品にはアメリカという国は地球に存在してない。
(ように見える)

 

かつて軍国少年だった世代の複雑な思いが「イメージ化」している。

 

ガミラスを全体主義として描いて、

 

ヤマトは自由な空気があるのかというと

 

まだまだ「帝国軍隊」の空気が当然のように満ちている。

 

そこを酒飲みの医者と機関長が「昭和大衆文化」な感じで和らげてるのが松本流だ。

 

 

この作品を「フロイト的」に分析するのも面白い。

 

ジブリ作品のフロイト分析の面白さには負けるけど。

 

キャプテンハーロックのフロイト分析も面白いね。

 

あからさま過ぎるかな、ハーロックとナウシカは。

 

 

 

ともかく、こんな風に時代の集合的無意識が乗っかった作品は

幸福だと思う。

 

どちらにしても時代を経て冷静に見ると「表現」とは

 

「イメージ化した無意識」なのかなあ、なんて思う。

 

それが時代の気分に一致する人が「天才」とか言われるだけのことかもしれない。

 




 

「あの主人公はまるで私」

 

でも、私は時代とともに変わっていく。

 

今回のヤマトで、何度かアニメ版の音楽が流れる。

 

あの女の人の高音で美しいスキャットをバックにお馴染みのナレーションが乗る

 

「無限に広がる大宇宙・・」

 

その瞬間、僕は「あの時の僕」になってたね。

 

ね?これだけでも見る価値あるでしょ?おじさんになった同世代の皆様。

 

あ、おじさんに言いたいこと忘れてた。

 

黒木メイサの「森雪」最高です。

 

 

 

 

 

バトルシップ ヤマト

 

昨日は「バトルシップ ヤマト」の試写会でした。

 

そうです、あの「キムタクヤマト」です。




 

監督の山崎貴さんは「3丁目の夕日」とか

「くれよんしんちゃんの名作」を撮ってきた人らしい。

 

 

その山崎さんと対談できることになったので、

最新作を見てからじゃないと失礼だから

「嵐のネーム地獄」を抜け出して見てきたわけです。

 

ヤマトは世代によっては神格化してる作品だし、

 

おまけにリアルタイム世代は「キムタク大好き」な世代じゃ

ないので、

 

これはもう始まる前から世論は「バトルシップ」な感じだ。

 

「エヴァ」のシンジくんを「東方神起」のなんとかさんがやります、

みたいな感じかな?




もう見る前から「ケチをつけたい人の空気」を感じる。

なんでキムタクなんだよ、とかいう気分とか、

俺のほうが「ヤマト」を知ってる、とか、何だかんだ。



 

でも集客ないと次に繋がらないし、お金と政治と表現だとか

何だとか、プロデューサーも大変な仕事だよね。

 




映画の世界はもう「大人の世界」もいいとこで、

 

ビジネスと政治的何とかの実弾が飛び交う中で、

何かを伝えようという、

 

「本当は純情映画少年」たちが戦う世界だ。

 

僕も映画を作るのが夢だけど、外から見ていてもこれは

「大変な世界」だと思う。

 




映画公開がらみでの取材をしてると

 

「お前宣伝に利用されていいのかよ?」という人もいるけど、

 

 

僕は「本当に嫌いな人」の取材はしないので問題はないのだ。

 

しかも映画の宣伝の時にはその人はすでにその映画を撮り終えてて、

 

1個人に戻っていることが多いので、

わりと映画全般の話や人生の話なんかもできて、

 

かなり「有意義な出会い」になることも多い。

 

しかも僕は個人的にその人に会いたくて来てる1人の漫画家なので、

 

相手は「こいつ仕事で来てないな」と、感じるみたいだ。

 

実際そうだし。こうなると大体は話が盛り上がる。



いいからキムタクヤマトはどうなんだって?


うーん

 

それにしても「ヤマト」言いたいことが多すぎるね。

 

書ききれないから何度か書きます。

 



この映画を見るべきか?

 



これはね、ヤマト直撃世代に特にお勧めです。

 

同級生何人かで会社帰りに見たらその後の飲み会は盛り上がるだろうねー。

 

俺も参加したいもん。ロフトの「ヤマトナイト」やるなら呼んでね。

 

 

 


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