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  • 2012.09.04 Tuesday
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「煮詰まると繁殖」の終わり


しつこいけどまたバンド「世界の終わり」の話です。

 





彼らのことを何も知らないけど、とにかく興味深い。

 

大体このバンド名。

 

ほっておくわけにはいかない。

 

 

 

昔、井上陽水御大が「都会では自殺する若者が増えている」

と歌っていて

 

その曲はどういう展開をするかというと

「君に会いに行かなくちゃ」となる。

 



なにやら「深刻な問題」を抱えた時の落とし所は「彼女に会う」だ。

 





これはもう定番で、イエモンの「JAM」でも

 

「外国に飛行機が落ちました、ニュースキャスターは嬉しそうに

 

乗客に日本人はいませんでした」と、「いい絶望」をかましたあと

 

「こんな夜は、君に会いたくて」となる。

 

 

これがブルハになると

「どこかの爆弾より、目の前のあなたのほうが大事件」となり

 

「チェルノブイリには行きたくねえ、あの娘とキスがしたいだけ」

とくる。

 

キヨシローは「こんな夜にお前に乗れないなんて」とくる。

 

 

どうやら男は

「深刻な問題に直面した時ほど、女が欲しくなる生き物」らしい。

 


「煮詰まったら繁殖」の法則だ。

 

なんだか「問題の解決は次世代に先送り」みたいにも感じる。

 

人間の遺伝的性質かもしれない。

 

 

陽水御大はそのへんを察知しているのか

 

「それは、いいことだろ?」と続けている。

 

なんか「さすが」な感じ。

 

僕はこんな曲たちの気分が良くわかるし、大好き。

 


煮詰まったら抱き合いたいのが人間。

 

いいよね。

 



 

でも、この「世界の終わり」は違う。

 


彼らの歌に「彼女」も「恋人」も「きみ」もほとんど出てこない。

 

ひたすら「終わり」を歌うだけなのだ。

 



人間のせいで死んでいく生き物のことや、

 

大好きな海や生き物たちのことを歌うけど

 

世界の終わりがきても彼らは繁殖行動に向かわない。

 

これぞ本当の「世界の終わり」だ

 


「世代の終わり」か。

 

 

生物は増えすぎると自殺を始める遺伝子を持っていて

 

それは「アポトーシス」とか「アポビオーシス」とかいうらしい。

 

そして、それはすでに作動していると言う人がいるけど

 

まさにこのバンドは「歌うアポトーシス」

 

 

彼らは「滅びたくない」なんて言わない

 

「ああ、終わっちゃうね」

 

「好きだったのにな、この世界」

 

「あーあ」

 

「さよなら」

 

みたいな感じだ。

 

 

陽水御大、どう思われます?

 

笑います?

 

笑いそうですね。


でも、僕は笑えない。前も書いたけど共感する。

ここまで振り切れる表現はリスペクトする。

なんか今後も追いかけてしまいそうだ。

 



とかいいつつ、このバンドの子たちも数年後はベビーカー押しながら

 

ショッピングモールでため息ついてんのかね?

 

興味深い。

 



むしろそういう未来を願うね



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