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今年の発見
- 2010.12.31 Friday
- 徒然系
- 10:40
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- by 山田玲司
確かにさ・・
悲しいこともあったけどさ・・
本当に今年はいい年だったね。
漫画で言えば、昔の作品(ゼブラーマン)の続編映画の公開で、
約5年ぶりにゼブラーマンを描いて・・
絶望に効く薬はフラッシュで「新、絶望に効く薬」になって・・
その過去の作品につかまりながら、
新作のためにフランスまで行って
何誌にも渡って企画持ち込んで、さんざん書き直しをくらって
計300ページ以上のボツをくらった年だね。あはは。
でも、本当に描きたいもののための努力は、なんとか心が持つね。
結果が出なくてもね。
逆に結果が出てても心が持たない努力もあるからね。
そういうので苦しんでいた時よりははるかにまし。
何より自分に嘘をつかない幸福。
まあ少年誌で印象派の群像劇とか描くという挑戦じたいが
かなりの「無茶」だし、そんな青春な感じも幸福。
セザンヌさんのポスター
そんで、このWEBで恥をさらしだしたのも今年。
なんだかんだ言われても、発信してると伝わるものもあるみたいで、
年末にかけていい風が吹いてきて、
たくさんのこと「やる」って決めて
動きだした。
今年は主に「セザンヌさん」と向き合っていたので、
もう夢に出るくらいセザンヌさんと向き合っていたので、
物凄いものを教えてもらった。
それは、「世界の1部が美しいのではなく、すべてが美」
ということ。
セザンヌさんが死ぬまで描いた山
「影も美」「画面も世界もすべてがそのままで美」
それを感じて、表現できる人が芸術家。
詩人で魔法使い。
でもね、
人間はみんな本当は「詩人で魔法使い」
今年の結論。
いい結論。
では2011年にまた
年末イベント告知ー
- 2010.12.30 Thursday
- 告知関係
- 09:25
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- by 山田玲司
年末に何かやるねー
なんて書いておきながらさ。
告知してないじゃん、俺!
マツコデラックスとか書いてる場合じゃないじゃん俺!
うー
いつもの「あっちに行っちゃう病」です。ごめんね。
今年のカウントダウンは凄いよー
■大みそかに「絶望から未来を見つけるトークライブ2010」
日 時:2010年12月31日(金) 19:00〜 (18:00開場)
場 所:Naked Loft(東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F)
内 容:年の瀬の大晦日、「絶望に効くトークライブ」を決行!
【出演】
田中 優氏(未来バンク事業組合理事長)
山田 玲司氏(漫画家/『ココナッツピリオド』『絶望に効くクスリ』他)
江守 正多氏(国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長)
枝廣 淳子(環境ジャーナリスト/有限会社イーズ代表他)
【ミュージシャン】
高森 ゆうき氏/ 大島 圭太氏 / HARCO氏 / 他
問合せ:Naked Loft
TEL .03-3205-1556
≪チケット取り扱い≫
ローソンチケット(L:34152)、web予約でも受付けます。
http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/
前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)
年末の討論番組でさ、
経済の議論見ながら寝ちゃったらさ・・
夢にまでそのしょうもない議論が続いててさ・・
「ふざけんな、いつまで成長強迫神経症なんだお前ら!バカ!」
とか・・
怒鳴って帰る夢なんか見てました・・
あはは・・
でも、このメンバーなら安心。
いい感じの年を越せそうだ。
だってこの人たちみんな目が覚めてて
まともな人類だし。
ビール大好き人類だし。
みんなに1回は総理やって欲しいなあ・・
(この国なら順番まわってきそうだし)
こんな穏やかな
未来をめざしてね
必要なヒット作は何か?
- 2010.12.29 Wednesday
- 漫画とか
- 10:12
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- by 山田玲司
今年のヒット作は「ゲゲゲの女房」と「龍馬伝」なのかな。
映画が「ヤマト」とか「ノルウェイ」「マイケルジャクソン」?
もうほとんどが「過去の話」だねえ・・
あとは全部AKB?
そういえばM1も終わってしまって、
いよいよお笑いブームも終了な感じだねえ・・
もう笑えない気分なのか「ネタ」という発見に飽きたのかな。
時代は回るんで、いつ頃の雰囲気に似た年かと考えると、
1986年あたりの感じがする。
漫才ブームが終わって、おにゃん子の時代。
(M1終了にAKB)
「ナウシカ」とか「カリオストロ」のアニメ萌えが定着。
カリスマアイドルから自分だけのアイドルに移行して・・
チュルノブイリが起きて危機は沢山。
なのにレトロが発芽。
まあ、今ほど昔ばっかりを見てはいないけどね。
そのあたりがここ数年の悲しいところで
もう新しいものが出てこない国になった感じまでする。
景気の背景もあるけど、当時はネットもないのに
「インディーズ」も大暴れしてきていて、
この後のバンドブームにつながって、
「大人が会社で作るもの」を路上の若者が壊し始めた時代だった。
今年はマリーズとか相対性理論とか面白い連中が
メインステージに現れて野外フェスも盛り上がって、
動きは感じるけどね。
バクマンのヒットに関しては長くなるのでまたにしますけど・・
本当に必要なのは「農業もの」の大ヒット作だと思う。
この先「都市型、工業型」の社会に未来はないのはもう明らかで、
こうなると「リゾート農業」とか「ハイジな暮らし」とか
「南仏」とか「農業アプリ」とか何でもいいから
新しい農のイメージを
漫画とかドラマにまとめての「大ブレイク」が待たれるね。
「もやしもん」みたいなのは出てきたけどね。
僕がやればいいんだけど、やっぱり芸風がねえ・・
でも、近いのものはできるかなあ。
「あれがきっかけで自分は農MANになったんです」とか
「おかげで私、農ガールになったんです」とか
思わせてくれる作品。
そういう作品が今必要だよね。
印象派みたい
無料漫画開始ー
- 2010.12.28 Tuesday
- 告知関係
- 04:32
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- by 山田玲司
お待たせしましたー!!
いよいよ僕のHPで漫画が無料で読めますー
ゼブラーマン、絶望に効く薬、Bバージン、ココナッツピリオド
なんかが第一回のUPです。
特にBバージンの絵のひどさに勇気をもらって下さい。
あと、恋だけしてて良かったバブル時代の空気も味わってね。
あと、絶望に効く薬の第一夜は山田玲司の青春が
ザ、ノンフィクションな感じで痛くていいよー。
今後も色々無料UPしていくねー
でも1話だけなのは許してね。
小学館からダウンロードできますのでよろしく。
うーん・・
こうなったら
大量の名作ボツネームもUPしちゃうか?
いらない?
ふん。
結実ー
ともかく来春にはドーンと色々出すので待っててねー
明日はない
- 2010.12.28 Tuesday
- 絶薬から
- 04:11
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- by 山田玲司
優香のこととか書いたりしつつもね・・
この数日は今までにない感じで猛然と書いたり描いたりしてます。
心に森毅先生の
「わかりやすいのは、つまらんやろ」
という言葉が響いてて・・
森先生がそばにいる感じまでするなあ・・なんて思っていたら、
今年だったんだよね・・亡くなったの。
森毅先生の対談したのは、もうずいぶん前のこと。
お話があまりに面白くてついつい3時間を越えて・・
最後にホテルの廊下でお別れした時の瞬間が忘れられない。
森先生は「無駄」とか「寄り道」とかを大切にせなあかん、とか
言っていた人で・・
スローな印象の人だけど、頭の中は猛然と働いてる人。
「のんびり行きなさい」も大事だけどさ、
永遠に会えなくなっちゃうんだもんね。
「じゃあ、明日ね・・」なんて言って別れたのが
永遠の別れになったりするのが人生。
そういえば若き天才編集者のK君が
「決断の先送りは、やらないという決断をしてるのと同じ」
なんて言っていたね・・
彼のその言葉に友人は会社を辞める決断をして、
だらだらと先送りにしていた人生に決別したという。
もう会えないかもしれない、とか
明日死ぬかもしれない、という気持ちは実は僕の燃料。
「明日がある」なんてのが必要な時もあるけど
「明日はない!」なんて・・
あれ・・・
これって不安神経症?
でも根が怠け者だから、そうでもしないとやらないしー。
名前がすでに「レイジ」だもんね。
英語でいうと「怠け者」だもんね。
悪くない名前。
しかし・・すごく眠いのに眠れない・・・
うー・・
寒いしー
なんこしー
文学的瞬間
- 2010.12.27 Monday
- -
- 12:35
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- by 山田玲司
マツコデラックスに優香さんが、
「マツコさんを見てると涙がでちゃう」
みたいなことを言っててさ・・
で、この1瞬が凄く引っかかって・・
ずっと考えてます。
ばかみたい?
知ってる。
で、この話、ある女性に言ったら
「女は怖いね」みたいに言っていたんだけどさ。
・・それも知ってるけどさ。
シロナガスクジラ並みに知ってるけどさ。
多分「怖い」のは
「もてる女の上目線な偽善的同情演出よね」説
ですよね。
これって、「痩せてて可愛い女は幸せ」って感覚からの発想。
このモノサシはジャパンスタンダードの感じ。
スタイルが良くて可愛い子は僕も「いいなあ」とか思うけど
その子がみんな幸せな人生かというと別。
それから人間としての価値としても別ずら。
そのへんの違和感あるづら。
日本は世界的な「可愛い見た目原理主義」の国。
知り合いにそっくり
なんだか今年、ヒットチャートが可愛い女の子集団と
可愛い男の子集団の2組だけになったんだってね。
ジャパン。
なんかこの状態を「世も末」とかいう人もいるけど、
末なら終わりも近いしね。
今年は個人的に「ロック蘇生元年」だしね・・
あ・・優香忘れてた。
ところで、じゃあさ、優香はこの時何て言うのが、
ジャパンでは正解なの?
「マツコ可愛いくて泣けちゃう」
とか?
「頭いいですよねー」
とか?
「哀れなデブね」
とか?
ほら、なんか優香も大変。
これって今の環境系に対する変な風とかにも、
漫画の規制の話にも通じる話。
でもね・・
本当はなんかもっともっと深いところの話だと思う。
優香の涙。
人間って何?
なんてとこに行っちゃう文学な瞬間。
当のマツコさんは
「やめてよ」みたいに言っていた。
確かにこんな議論はあの人にとっては
「やめてよ」だよね。
でもマツコの視点好き。
世も末時代の破壊神づら。
宮崎アニメの実写化にも便利そうづらー。
自虐じゃないけど
- 2010.12.26 Sunday
- 漫画とか
- 08:55
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- -
- by 山田玲司
今年のボツネームは多分400ページを越えたと思います。
ホント自虐じゃないけど。
実はかなり満足してるの。うー。
ばーん・・
まだまだ ばばーん
いい大人になると、もうね、新しい挑戦とかさ、
全身全霊とか、生まれ変わりです。みたいなことがね・・
ホントしなくなるんだ。
で、気がつくと若い人に文句言ってたり、過去を称えたりね。
高校球児とかオリンピック選手とか、
汗かく人を見てるだけの人でね。
でも本当はまだ走れるとか思っている。
そんな大人にさ・・
なっていくんだよね・・
ここ数年の僕もまさにそんな感じでさ。
一応「環境問題漫画」なんて無謀な挑戦とか
時事漫画とかに挑戦はしたけど
とにかく準備不足。
あと、自分ができることの範疇でやろうとした部分もあったね。
吐き気がするほど悩んで
限界を超えたところで
過去の自分をブレイクスルー・・なんてのじゃなかった。
でも今年は本当に限界までね・・
やった・・
全力でやってると
周りが気にならなくなるね。
そうだ、
主に何と格闘していたのか
もう書いちゃおうかな。
実はね・・
僕は今年ね・・
印象派の青春群像を漫画にしようとあがいてたの。
しかも主人公は「セザンヌ」
この人です
この人はね・・友達とか作るのが苦手な人でね・・
何かというと「引きこもり」の人でね。
でも、ゾラっていう凄い小説家が幼なじみでね。
ジャンプみたいな友情、努力の青春でね・・
ライバルはさ・・マネ・・ドガ、モネなんかでさ・・
憧れの人はドラクロアで、先輩はクールベ・・
後輩はゴーギャン、ゴッホ・・・そしてピカソ・・・
セザンヌは現代美術の父で、神さまになる人・・
もうね・・「俺、これを伝えたい」・・なんて思ってしまってさ。
吐くほど勉強してさ、
フランスの田舎にも行ってさ、
セザンヌの家とかアトリエとか、
子供の頃に遊んでた川まで行ったさ。
そんでね、挑戦したよ
「週刊少年チャンピオン」
これがメインの挑戦。他にも色々やったけどね。
ともかくいい試合だったね。
で、今もその延長戦で、ステージは古巣のスピリッツ。
セザンヌは保留したけど、スピリッツはいい感じ。
飯田橋の人たちありがとうね。
ともかくさ、
感謝ばっかりだよ。
後ろはね・・
ビクトワール山・・・
セザンヌはここで絵を描いてたの・・
私も描くっ
変身っ
ジェットコースターとケインズ
- 2010.12.25 Saturday
- エコとか
- 08:16
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- -
- by 山田玲司
ジーザス、お誕生日おめでとう。
もう2010歳だね、2011歳?まあいいか。
生まれた?
みんなどうしてる?
おとなしい雰囲気だよねえ。
バブルの時は「恋人とホテルかなんかにいないと人生おしまい」
みたいに言っていたのが嘘みたい。
「いやあ、よかったなあ今年は彼女がいない」とか
「恋人がいない自由―」なんて言ってて
もう彼女も妻もいない人が幸せな日、な感じ。
時代で人はこんなに変わるんだねえ・・
僕は枝廣姉さんとその仲間の皆様とジーザスの誕生会。
なぜかお蕎麦を打って、蕎麦団子を作るみんなと
キャンドルナイトでした。
自分でビール作っちゃう人も棚田作っちゃう人も、
フランス語できる人も飛行機売ってる人もいる。
実はこの人たちは循環型社会にして人類と地球を守るNGO。
このまま経済成長を続けていったら絶滅しちゃうのに
まだ「成長病」が治らない人類ばかりの中で
1番ちゃんと目が覚めていて、行動してる凄い人たちです。
発信基地を支える熊
その名もJFS
ジャパン フォー サステナビリティ(持続可能な循環社会)
世界147カ国に情報を配信していて、
670人のボランティアがいて、
情報は瞬時に何万人もの人に届く。
蕎麦団子も作るし
代表の枝廣さんは政府の活動や経済界への働きかけや、国際会議まで
凄いパワーで地球の未来を守る人。
でも、いつも穏やかで優しい人。
今年は以前より大変だったらしいけど、めげない人。
そういえば、このNGO(政府関係ねー団体)とか
NPO(利益関係ねー)
という人たちが地球防衛軍を始めた頃
いいなあ・・なんて思ってましたねー。
気がついたら一緒にビール飲んでるし。
念ずれば通ず。
そううえば、昨日ジェットコースターの番組の再放送があった。
ジェットコースターで1番ドキドキするのは
カタカタと登っていく時。
不安もストレスもその時がピークで、
落ちたら案外楽しくなる一方。
環境ジェットコースターは落ちるときに
ひどい被害は避けられないけど
登り続けるストレスで、みんなクタクタだし。切れまくりだし。
過去ばかり見てるし・・
そういえば、僕も昔の話多いよなあ・・
昔話は精神安定剤かあ・・
未来にジェットだ。
とかいいつつ
去年はゼブラーマン2で仕事中にスタッフみんなとこんな時間つくったね
京都に行ったN君元気? 彼女できた?
ムジナにプレゼント
- 2010.12.24 Friday
- 漫画とか
- 09:05
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- -
- by 山田玲司
昨日なんとなく「メジャー論」なんて書いてしまったけど、
「売れればいいのかよ」みたいな問題からは
はるか昔に卒業させてもらったので、
実はもう全然悩んでません。
とか言って、僕はこのことで本当に悩んだ人。
最近18歳の頃に描いた漫画が出てきて
それが恐ろしいほどのART漫画で驚愕。
見て。これ。
タイトルは「更に深い夜」です。
もはやシュールレアリズムのイブ、タンギー。
うーん・・今見ても悪くない。
でもね・・
もしあなたが編集者で、こんな漫画を持ち込みされたらどうする?
この漫画からBバージンまで6年かかるのだけど、
そりゃかかるわ。
俺は「恋の門」の主人公か。
そんなわけで僕の半生はこの
「売れなくてもいいものはある」とか
「売れてるのにろくでもないものが多すぎる」とか
そんなことでのた打ち回っていた時間でもあったわけです。
みんなそうかな。
どっちにしても「市場原理主義」は残酷。
漫画や音楽なんかは本人の心の本当の部分で生まないと
人の心は動かせないから、それは「商品」というより
「自分自身」
もう本当に傷ついたよ。
まだヒリヒリしてるよ。
なんか2010年前の今日は
「凄い人が生まれる前の日」らしいので、
「売れるものがいいものじゃねえだろ」症候群に効く薬を
プレゼント。
上からな感じ
まず、難解な作品ができたら、それは未来に評価されるので
大事にとっておこう。
バカの意見は聞かないのが大事。
近くに「どうせ星人」は置かない。
友達は基本的に「いいね星人」で固めて褒めあおう。
でもそれだと会社星人は味方になってくれない。
そこで、もう1人の自分を作る。
その自分は「サービスの自分」
「媚だよ」なんて言葉を「サービスだよ」に変換。
読む人に目線を合わせて、翻訳して、
ハラハラもドキドキも、ちょっとえっちも、
みんなサービス。
みんな愛。
そんなサービスの作品で、誰かが喜んでくれたら
凍った心が少し溶けます。
でもそれじゃ本当の自分が可愛そうなので
少しづつ表に出してあげよう。
今年もプレゼント沢山ありがとうね。マリア。
これを読んでる心の美しいあなたにも
マリア ブレス ユー だー
メジャー論と漫画規制
- 2010.12.23 Thursday
- 漫画とか
- 10:49
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- -
- -
- by 山田玲司
「売れりゃいいのかよ」
なんてことを、
僕たちは何億年も議論してる。
漫画仲間とかバンド仲間とかは
「メジャーは悪か?」とか
「商業主義に魂を売るならインディーズでいい」
「同人なめんな」とか
三畳紀から言ってる。
「同人誌なめんな」は悪くないんだけど
案外そういう人ほど「ジャンプ大好き」
でも自分は「ジャンプできない漫画人生」だったりね。
ある種の漫画家さん達にとって「ジャンプ批判」は
精神安定剤みたい。
共存共栄文化圏な感じ。
バンドマンの精神安定剤レーベルもミュージシャンもいますね。
結論言ってしまえば、
「ビートルズもピストルズもエヴァも乱歩もピカソも
メジャー(売れた)チーム」
「ゴッホとか中原中也とかモディリアーニとかは死ぬまで
マイナー(売れない)チーム」
「売れるものはいいものか?」
なんていう話はカンブリア紀からある議論には、
ヤマトもガンダムも当時は打ち切り作品。
ゲゲゲの鬼太郎の人気投票はほば最下位から。
「名もなき名作」も「忘れられたヒット作」も数知れない。
そんなわけで
「人気と価値はイコールじゃないさ」なんてのも
僕らみたいな人間には、
大事な精神安定剤。
定期的に服用しようね。
なんだか今回変な大人が変な法案を決めたらしくて
漫画家仲間の1部は大騒ぎしてる。
「もう失業だ」なんて言うエロス漫画家もいる。
「このネットエログロ無法地帯時代に漫画絵の検閲かよ」
なんて気持ちはわかるけど
偉い人たちの頭の中はわかりません。
でも、個人的には「商業原理主義」と「法の抑圧」の
2つの壁を越えてでも「伝えたいこと」があるなら
伝えないとね。
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