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  • 2012.09.04 Tuesday
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のぞみシンポジウム

 

そんでね、福山行った話なんだけどね。

 



[崖の上にいた私]ってのも面白かったんだけどさ、

 

道中がまた凄くてさ。東京からの新幹線だったんだけどね。

 

右にあの日本NO1の環境活動家の枝廣さん、

 

左に地球温暖化国際科学者会議のIPCC日本代表の江守博士、

だもん。

東大OBサンドイッチだな。



 

おまけに先に福山で待ってるのが、今や時の人並みに大人気の

 

脱原発、環境番長の田中優さんだもんね。

 

わお。ですよ。




 このかっこいい階段の上に「ぽにょの崖」があるんだよ

 






そんでね、僕は出発直前まで資本主義の卒業をテーマにした

 

娯楽小説書いててさ。

 

つまり今の僕にとって、これ以上ないくらいに

話がしたい3人なわけ。

 
そんで、行きも帰りも3時間以上ノンストップで

 

枝廣さんと江守博士と話しっぱなし。

 

とまんないの。

 

面白すぎて。

 

もうほとんど、シンポジウム。贅沢すぎ。

 




なんか福山のイベントはUSTで中継したみたいなんだけど、

 

個人的には新幹線シンポジウムのほうが濃くて面白かったんだ・・

 

でも、イベントには優さんがいたから

それがプラスになって同点かなあ。

 

さとひゅがもしその場にいたらすぐにテープ回して

 

「これで1冊出そうぜ」って言ったね・・・確実に・・ふふ・・

 

 

そんでその時の話の内容はさ、「どうする資本主義の次?」だもん!


面白すぎ!

 

しかもね・・あの人たちは仕事とか立場とかなんだとかで

 

環境問題とか経済問題とか、

人類の幸福論について考えてるわけじゃなくて

 

本気と書いてマジなの。

 

本気で人生かけて本質と格闘して

人類の未来を明るくしようとしてるんだよ。

 

まあ最近はそういう超本気の人が増えてきたねー。




普段はろくに考えてない人がニュースでなんか盛り上がってる時に

 

環境とか幸福論とか語って、

政府と最近の若者とか批判して満足、とかいう人も多いけどね。

 

ともかくみんな具体的に動いてる。 

 

枝廣さんは今年になってから「幸せ経済研究所」を開設してるし。

 

10年以上も前にJFS(持続可能な循環社会を目指すNPO)を作って

 

今もやってる上に他にもいくつもプロジェクトを立ち上げててね。

 

それなのに枝廣さんは

 

「私ねまだやりたいことが3%くらいしか出来てないの」

 

とか言ってんだよ!ひー。俺みたい。


 

優さんも「天然住宅」の会社作って森を守りながら

世界中飛び回って講演してるし

 

エコバンクもapバンク支援もしてるし本も書いてる。

 

とにかく有言実行の人は気持ちいいよね。

 

それで江守博士はいよいよ次のステージで地球を守る行動に

入ったよ。

 

この人の活動もすごい楽しみ。

 




龍馬のいた「いろは」の中庭ー。のれんの奥はお風呂。 
かっこいいー

 

ちなみに優さんは全盛期のピンクレディーみたいな忙しさで

ふらふらです。

 

でも、ぜんぜんめげてないでビール飲んでました。あはは。

 

youtubeで優さんの講演見れるから、ぜひ見てね。

 

 

そうだ、忘れてた。山田も本気じゃき。

 

この贅沢なシンポジウムは次に出る小説に生きるんで期待しててね。

 

自分でもわくわくしながら書いてるじゃきねー


この小説ね、本屋大賞取るね。えへっ。予言!

 

 

これ、新絶薬に入るイラストじゃきのー





地中海

 

昨日は崖の上にいました。

 

ぽにょか!って・・そうです。

 

ぽにょがショウスケと出会った崖です。





 

何でしょう。

 

呼んでもらったんです。告知した例のイベント。

そんなわけで、何も知らないで初めての広島。

 

何にも知らない初めての「福山」でした。いい人生。

 

大雨だったけど、もう風景が美しくて

 

「うわ〜瀬戸内海って本当に地中海みたい」なんて

 

うっとりしてたら

 

「山田さん!ぽにょのとこみせてあげるから来て」

 

なんて言ってもらって

 

ついて行って気がつくとなんか見たことのある場所だらけ

 

わお





 

色々複雑な思いがあるもので

 

あの白髪の巨匠さんの話はできないんだけどさ

 

「神様の湯場」とかの表現はもうね

 

脱帽してたんだ。

 

あの先生は「日本の美しい風景」についてのセンスが抜群で

 

そのあたり、いつもの「職人芸」の域を超えてる。


特にあの神隠しと崖の映画の世界の美意識は秀逸。

というか、無条件に共感してしまうラインです。


 

 

なんでもこの地中海の宝石の町に下品な道路ができて

 

この宝石の町を串刺しにしようという話なんだって

 

「そうはさせんけ!」って福山の人たちは言ってました

 

ホント日本中でこんな話をきくけど

 

やっぱり時代は変わってきたのを実感してます

 

そんな道路で幸せになれる時代は大昔の話ですから。


 

あ、ちなみに僕が泊まらせて頂いた宿は「いろは」

 

なんとあの「龍馬さん」が密談した宿じゃきね。

 

そこに「原発止めるぜよ」とか「温暖化止めるぜよ」

 

「お金に頼らなくても、幸せになれる社会を作るぜよ」

 

の人たちが集合の宴じゃきね。 




 

あー・・この話、また書くね。

 

面白いことが沢山あったんでね。

 

はっ

 

今気づいたけど俺、その沢山の話の中で

 

真っ先に「ぽにょの話」書いてるっ!

 

まずいなこれ、何かが露呈したかも。あははー。

 

 

福山の皆様、近郊から来てくれた皆様、

 

やさしくしてくれてありがとうございましたー。

 

花火大会は雨で中止になったけど

 

心の中で何発も上がったんだ。花火。

 

内緒だけどね。

 

 


福山に豪華メンバーで行きます

うわーい

なんだかんだ小説家とか漫画家とかしてたら

イベントの告知忘れてたー


すごいよ今回はなんと福山!!!

なんか僕は初めての福山!!


しかも絶薬ではおなじみの豪華メンバーと出ます!

なんか僕がMCなんだって

どうしよう


でも東京でのイベントに来られない人で福山の近くの人はぜひ

ナマの優さんとか枝廣さんとか

イケメンセイタ博士を見にきてねー


 










がんばろう日本!震災支援チャリティイベント
〜お金にたよらないで幸せに暮らせる方法〜

震災後の日本について、未来から俯瞰して考えて見ませんか?
エネルギーも食糧も、そして精神さえも「依存」体質であった時代から
幸せを自ら作りだす「脱依存」体質を作るために、
枝広淳子さん、田中優さん、江守正多さん、山田玲司さんが夢と
やる気のヒントを出し切ります!ぜひご参加ください。

http://ochiai-mayumi.com/20110528.htm
日 時:2011年5月28日(土) 13:30〜16:30 (開場13:00)
場 所:福山市東部市民センター (福山市伊勢丘六丁目6番1号)
福山駅北口から12時30分出発でボンネットバスが会場までご案内いたします。


財団法人 福山自動車時計博物館様のご好意です(*^。^*)
http://www.facm.net/


参加費:当日2500円 前売2000円(高校生以下無料)
内 容:第一部 13:40〜14:40
     講師 枝廣 淳子氏 
     「脱経済成長と本当の幸せ」
     第二部 15:00〜16:30
     「脱温暖化へ目からうろこの考え方・やり方」
    コーディネーター:山田 玲司氏
     パネリスト:江守 正多氏、田中 優氏、枝廣 淳子氏
申込み:郵便振替にて参加費をお振り込みください。
     口座記号番号:01360-9-71173 加入者名:ごみ5R推進本舗 
     「5月28日講演会申し込み」と明記の上、お振り込みください。
     郵便振替手数料はご負担ください。
     当日は口座振替の領収証でご入場いただけます。
問合せ:ごみ5R推進本舗
http://www.ecolojin-bank.com/5r/ 

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世界の終わりの話

 

なんか先週「世界の終わり」がくる予定だったんだってね。

 

何度も来るね「世界の終わり」

 

なんか聞いた話だと今回騒いでいた団体は

アメリカかどこかの宗教団体なんだってね。

 

この教団は何年か前にも「世界の終わり」を予言してて

 

終わらなかったのは「計算ミス」だって言ってたらしいね。

 

で、今回もミス?
 

まあ、そのせいでとんでもない迷惑を食らった人とか

自殺した人なんかがいたら洒落
にもならない話だけど、

人間て生き物の観察という視点で見ると

 

申し訳ないけど、興味深い。



 

僕も人生で何回も「世界を終わらせて欲しい」とか思ったもんね。

 

いや。人間なんて失恋したくらいで「世界の終わり」を

 

望んでしまう生き物だと思うしね。

 

それで、そういうとこが人間の面白さだと思う。

 

 

ところで、

だいぶ長いこと音信不通だった女の友人がいきなり連絡してきて

 

「玲ちゃん、あたし本出したから見てー」

 

なんて言うんで、見せてもらったら、

 

「私は今、魔女の修行中です」と書いてあった。

 

最高。

 

人生はこうじゃないとね。

 

「ある日再会したら彼女は白魔女になっていたのです」

 

人生はこうじゃないとね。

 



で、僕は今ロスに行く準備中。

 

ヨーガマスターに教えを請いに行くの。

 

マスターヨーガに会いに行く、レイジスカイウォーカーなのだ。

 

それ、年内には本にしちゃうのだ。

 

ついでに先週からずっと小説書いてるのだ。漫画家なのに。

あ、でもこの夏に始める漫画も描いてるのだ。

もう両方とも名作になっちゃうのだ。


 

 

そうそう。個人的に言えば先週も世界は終わって、

 

新しい世界が今日も来ました。

 



なあゴッド!俺たちはフクシマの涙を

 

無駄にはしないぜっ!

なのだ。



対談集の価値

 

何となく本屋で見つけた

「赤塚不二夫先生の対談集」にやられてます。


人の本とか読んでる余裕なんかない

スケジュールなのにね。

 

でも、好きなんだよね。対談集ってのが。

 

テレビでも対談てのはスリリングで好きなんだよね、

 

MCとかいないともっといい。

 

作り物のトークじゃない「瞬間」が垣間見えるからね。

 

だからつい「グータン」は見ちゃう。

 

あれの男性編の時も面白い。

 

 

「こう見なさい」というふうに

テレビには「見方」ってのがあって、

これが「うるさい」んだと思う。

 



人と人が会話しているのって、

受け手の想像の余地があるので面白いんだよね。

 

間とか言い回しに「その人間性」が出ちゃうんだ。

 

僕が絶薬を始めた1つの理由に、この

「対談好きだったから」ってのがある。

 

特に好きな対談集は中島らもさんの「訊く」

 

あと、村上龍さんのも好き。

 


で、今回の絶薬の単行本には対談集が付くんだ。

 

漫画で描いてるのに、何でわざわざ?

 

な、感じもあるけど

 

好きなの。対談集ってやつがさ。

 

まあでも、絶薬は基本僕が聞き手なんで、

いつか対等のやつ

 

出したいね。漫画論とかを漫画家としたり、

 

恋愛論も映画論も文明論もいいな

 

ぶっとんでる「スピリチュアル論」なんかも

 

超おもしろそう

 

あ、ロフトのライブとかでやろうかな。

 

中継なんかしないで、

「ここだけの話」な感じもいいかも。

 

 へへっ






水の鳥の原発

ドイツが原発を全廃するかもめてるという。

 

地震も少ない国で「万が一」の危険は何かというと

 

「原発への飛行機の墜落」

 

そんなのまずないこと、とか言って流したい人が

 

日本にはいっぱいいそうなのにドイツでは

 

小型機でも事故は深刻になる、とか議論してる。

 

 

 

そんな可能性は「2階から目薬の確立」だ、とか

 

いう話は不慮の墜落事故ならわかるけど

 

 

意図的に飛行機を原発に突っ込ませようとする

 

テロリストが出たら話は違ってくる。

 

 

国際的な巨大テロ団体でなくても

 

秋葉原の通り魔みたいな人間が

 

世界に復讐しようとしたら?

 

なんてのが本当にリアルな危機だと思う。

 

 

チェルノブイリから2年目くらいの時期に

 

僕は音羽の大きな出版社に通っていて

 

その時に持ち込んでいた漫画はセスナ機にニトロを積んで

 

原発に突っ込む若者が主人公で・・

 

まあ、さんざんなボツだったけど

 

 

それでもしぶとく今度は我らがヤングサンデーで僕は挑戦しました。

 

それが「水の鳥」の最終話。

 

まさに原発とともに東京に無理心中させようって話。

 

この漫画では1回も原発とは書いてないけど

 

これを載せてくれたヤンサンは本当に偉大だと思う。






《ちなみに男性主人公の名は春火(ハルヒ)

あの大ヒットアニメの事は僕も担当も知らなかったんだ

後で知ってうんざりしたよ》

 

 


まあそれでも

その後に試みた漫画での原発問題提起は全部失敗したけどね。

 

 

ところで、そんなテロはないと思う?

 

僕にはないと言い切れない。

 

なぜなら、個人の深い悲しみは本人にとっては世界の

 

すべてに等しいから。

 

 


そういえば、愛を失った女が江戸中を火の海にしてしまう

 

「八百屋お七」って話が昔あったよね。

 

 
映画化したいです


YMOの殴ったもの

僕が中学の頃メインだった音楽は

「ニューミュージック」っていう例のユーミンさんの


POPS
革命とフォークの残党だった。

 

どっちも主に情念をテーマにわりと湿っぽい歌を

歌っていて、

それの欧米かぶれの金持ちテイストが

ニューミュージックで学生運動貧乏テイストが

フォーク残党系みたいな感じだった。


(実は僕はどっちも好き)

 

その表面では「芸能界さん」がいるんだけど

そんなのはどうでもよくて。

(このへん本当今も同じ)

 

面白いのはその頃にあの「YMO」が出てきたことで。

 

なんたって歌詞がない。情念拒否。


あの頃は本当のキッズだったから意味が

わからなかったんだけど、

あの事件は今考えても凄いと思う。

 

何でこんなこと書いてるかというと、

あの時に
YMOが表現した何かの結論が

2011年の今出てるからです。

 

結論だよ。「ソリッドステイトサバイバー」とか

「増殖」が殴った時代の何かがどうなったかの結論。

 


あの時の彼らの仕掛けは専門家が

何冊も本にできるくらい深いんだと思うけど、

まあ、「日本の夜と霧」とか「浅間山荘ドキュメント」

とか「同棲時代」とか「カムイ外伝」とか見た後に


YMO
の「ソリッド」とか「増殖」のジャケット見るだけ

で何かがわかるはず。

 

あの3人は今もかなりの「ART活動家」だけど、

若い時の仕掛けは凄い。


スネークマンショーとか戦争反対とかもね。

 



色々あるけど、僕が思うのは
YMO

「俯瞰した」ってことです。

 

鳥の目でギラつく「狂気のトキオシティ」を眺めたんだね。

情念の革命に敗れて別の何かの戦士になる同じ顔の人た

ち、マージャンの卓にマネキンの女。



あれは一見社会派から離脱してるように見えて、

物凄く社会派。青臭い青年の主張なんだよね。

それがすごくいい。


YMO
は散開したあと坂本さんはアフリカに行くし、

象と語る人になるし細野さん達の旅もずっと社会派。




 

ところで原発は超ハイテクという顔をしてるけど

情念の社会の象徴。


欲望と感情と血縁だの地元だのがえげつなく絡みあって

誰も本当のことが言えなくなって、

結局だれも幸せになれない浅間山荘な世界。

「犬神家の一族」とか「奇子」な世界。


「俺たちだけが」とか「あいつらは汚い」とかの

ローカルな情念の戦争。


その延長にあるのが

「非核3原則の国に核の発電所が建つ」っていう世界

なんだよね。



 

さて、次の時代は「脱クール」だと言う人がいて

僕も共感してます。

YMOは脱情念だけどクールではなかった。

熱い社会派だった。

彼らが批判してた「ローカル情念の時代」が

もうすぐ終わるね。


本当に良かったと思う。


 

 

神は細部に宿るの意味

 

何回もNHKで再放送するんで

伊藤若冲の特集を見てしまいました。

 

何だか僕は技巧を凝らしたものには惹かれないので

 

ああいう「私は上手いですよ」という感じのものは

 

「そうですか、お疲れ様です」と、スルーなんだけど。

 

見ちゃった。



 

でも伊藤さんの創作の姿勢やこの世界への愛みたいのは

 

感じたよね。

 


でもね。とにかく僕はシンプルなのが好き。

 

特に稚拙な技巧で本質に迫るというタイプの作家が特に

好き。

 

だからピカソの60代以降の作品が1番好きだし、

 

絵筆を持てなくなってからのマチスも最高。

 

コクトーとか80年代のニューペインティングとかの人

たち
とかクッキ・クレメンテ・・

ジョンレノンの絵もいいよねえ。

 

 

それは多分作家本人の精神性(魂)の質の問題

なのだと思う。

 

やっぱりARTは作家の魂の質で決まるから、

 

技巧を放棄すると魂の質のみの勝負になるんだね。

 


 

別な言い方をすれば「写真みたいな超絶テク」では

 

話がARTの話ではなくなってしまうんだね。

 

「上手」とか「下手」の話になってしまうわけだ。

 

この国の美術教育は大半がこの「上手、下手」の次元で

やってる

 

こういう場では本物は退屈してしまうし

孤独になるわけです。

 

 

そんなこんなでどうでもい伊藤さんのテクなんだけど

 

「神は細部に宿る」っていうのはわかる気も

するんだよね。

 

 

最近「自分も神という存在の1つの現われだ」という

説が
気に入ってて。

 

この世界で自分なんかまさに「細部」で。

 

この2つが繋がる時

 

伊藤若冲が少し違って見えたりするわけです。

 

 

まあ、とは言ってもやっぱり僕は

コクトーが酔っ払ってコースターに描いたような絵に

神を見ちゃうんだけどね。

 

これも宇宙の細部か・・

 

こんなブログも宇宙の細部だね。

 

 

 

 


非属の才能全帯絵の謎

 

おかげさまで本屋大賞から非属の才能が売れてます。

 

しかも増刷分は業界初の(多分)

本全体を帯が覆うという「全帯」

 

 

これオビでーす

でも、「ふざけんな」というお叱りの声もなく、

「目立つし面白いね」

 

という声が多いみたいです。ありがたいです。

 

 

ともかく、やってみるもんだね。

 

「ひんしゅくは金を出しても買え」って言ったのは

 

幻冬社のボスだったけど、ボスもやったかな、全帯。

 

 

そういえば僕がBバージンを描く前の前衛漫画家時代に

 

角川さんのとこにいらした「現幻冬ボス」を指名して

 

原稿の売り込みにいったよねえ・・俺・・

 

23歳くらいの時だね。熱いねえ。

 

 

「角川文庫で僕の書き下ろし漫画を出してくれ」

 

って恐ろしいこと言ったのに

 

誠実な対応してくれたんだよねえ・・

 

 

まあ、その企画は実現しなかったけど、

 

何者でもない若者の僕に大人の対応をしてくれたことが

 

嬉しくて、今もいい思い出になってる。

 

 

文庫サイズの書き下ろし漫画に関しては

 

まだ諦めてなくてですね。

 

実は秋にでも自費出版しようと画策中です。

 

もうネームはできてるんだ。

 

 

で、全帯なんだけど、この絵。

 

「何が描いてあってどういうメッセージが仕込まれて

るのか?」

 

という謎、というか問題を出してます。 



深読みは絵画鑑賞の醍醐味。というわけで、

 

深読んでね。回答は近いうちにここで書きます。

 

にゃにゃーん

 

 

 


成功も失敗も精度を判断の上げていく

 

僕はわりと「死にゃあしねえよ」って言葉が好き。

 

これは「まずは、やってみろよ」と、

肩を押してくれる感じがするからだ。

 

それでやってみると「なんだ大丈夫じゃん」なんてことがほとんどで

 

不安は減って次の冒険。なんて感じになる。

 

でも失敗体験も必ずある。そして

「ああ、こっちは駄目なんだ」と学んでいく。


 

 

でも初めに大きな失敗をすると人はなかなか動けなくなる。

 

ファインディング ニモのお父さんみたいに、

外海に出れなくなるのだ。

 

 

逆に「なんとなく大丈夫だった人生」も危ない。

 

「あの時も大丈夫だったから今回も大丈夫」という気分は、

ある日現実に裏切られるものだからだ。

 

 

成功体験は人に同じことをさせようとするし、

 

失敗体験は身動きを取れなくしてしまうけど

 

やっぱり沢山の成功体験と沢山の失敗体験があればあるほど、

 

判断の精度が増していくのだと思う。

 

 

 

そして1番人生を無駄にしてしまうのは

「無体験」の日々だと思う。


うーん・・怖いから怖いことしてるという悲劇のパラドックス



ちなみに僕が怖いのは時間と悲観 病院と締め切りと女の人です。






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