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  • 2012.09.04 Tuesday
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いい刺激!

 昔の友人「夏野苺」さんがカメラマンとして活躍してて最近は「おまじないのフォトブック」を出版したり、元アシのバンドがインディーズバンド世界大会の日本代表決定戦に出たり、挑戦する仲間たちに最近いい刺激をもらってます。
 今週のFLASHは、俳優の内田朝陽くん前編です。
 ここ数年ずっと考えていたことは、「どうすれば人間は環境と共存しながら幸せに暮らせるか?」ということだったんですが、そういうことを考えること自体が「痛いやつ」と言われる傾向にあるのがこの国ですよね。
 まぁ、そういう類の批判は主にネットでしか見ないので全部が全部「そんな殺伐とした空気」に覆われてるわけではないんでしょうけど、感性豊かな人や、ちゃんと考えようとしてる人をまとめて「中2病」と言っちゃうのはどうなんでしょうね。
 まぁ僕は永遠の中2病ですけどね。えぇ、大人になんかなれませんよ。「命の危険を抱えたまま金と放射能にまみれて経済発展とか言うのが大人になることなのかよっっ!」とか言っちゃう気分ですよ。
 内田くんは実に「詩人」な人でそんな僕ととても合う感性の人でした。一緒にされたら迷惑でしょうか。


鬼束ショック

 今年の変化は人生の中でも最大級の変化のような気がしてきました。原発事故が表出化させたこの国の絶望も長かった隠蔽時代よりはましだと思えてきたし。あとジョブズの仕事仲間の書いた『think simple』が面白いです。

 今週のFLASHは、鬼束ちひろさんの後編です。 鬼束さんに会ってから何週間も狼狽と混乱と反省が渦巻いております。前回彼女には何層もの層があって少しの時間ではとても理解できない、と書きましたけど、逆にシンプルに伝わってくる部分もあって、それが言ってみれば「純度」みたいなものの高さだと思いました。
 後期のピカソやマチスの作品があれほどまでにパワフルなのは、余計な不純物を捨てて極限まで純度を高めているからだと思うのですが、鬼束さんから感じるものはそういう「不純物」を拒んできた人の持つ「純粋さ」で、これこそ「詩人の気質」であり「芸術家の資格」なんだと思いました。僕もモノを作るものの端くれとして「ある程度以上の純度」は絶対に必要なわけで、この「自分の中の聖なる詩人」がいなくなったら表現者の資格なんかはないんで、本当に反省しました。


『アリエネ』最新第3巻!

 じわじわと人気の出てきたビッグコミックスピリッツの『アリエネ』がいよいよ勝負の第3巻発売で、準備に追われてます。幸せなことに“自信ある漫画”になってきました。美大受験の漫画なんだけど、「愛と真実」が描けそうです。

 今週のFLASHのゲストは何と!鬼束ちひろさんの前編です。
 
鬼束さんは「自分の中にいくつものOSがあって、同時にいくつもの思考が動いているというようなことを言っていました。
 人間にはいくつもの層があるし、「ある部分」だけでその人がわかるわけはないんですよね。
 このインタビューの間もファンキーなミュージシャンとして笑わせてくれたり、大人の女性として語ってくれたりする間に何度も純粋で優しい部分が見えて、この時間だけではとても彼女のことはわからないと思いました。
 鬼束さんは僕が意識しつつ、あえて開けないようにしていた「扉」を開けてきた人に思えます。表面だけ善意の顔で本音は言わず、「嘘」ばかりが飛び交う「腐敗した世界」に正面から向き合ってきた人なんだと思うわけです。それはハードで尊敬に値する生き方ですよ。そういう人こそ自分を「歌う」資格があるんだと思います。

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