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  • 2012.09.04 Tuesday
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腰にくるやつ



人は14歳の時に聴いていた音楽を一生聴き続け崇め続ける


なんていうけど

 

これはあるかもしれない。世代ってそういうふうにできてる。

 

君は何時代のものか?


「ガンダム好きは浜田省吾好きだしねー」とか

 

「ルーズ世代はガンズ直撃だねー」とか

 

「ヤマト世代には百恵だ―」とか・・

 

初めて見た動くものをずっと母親だと信じる・・ってやつだね。





 

僕の世代は深夜ラジオでYMO発見したやつが1番最先端のやつ

・・って時代で、

 

70年代歌謡曲が松田聖子時代に移行するのが表面の文化で、

 

裏ではテクノとかパンクとか発芽してた。

 

健全なニューミュージックが大爆発してたので、

 

僕の周りはみんな「ヤマハのポプコン音楽」という

 

今は誰も知らない世界の音楽を聴いてました。

有名なのは、
中島みゆきとかアリスとか甲斐バンドとかサザン。

 

これはもう世代としか言いようがないね。

 

(甲斐バンド、サザンの初期ものは今も聴く)




悩みまくりの受験生時代 



僕に限って言えば本当の音楽的刷り込みは少し遅くて、

 

バンドブーム前夜の1985年くらいだと思う。

 

ブルーハーツとかフランキーゴーズトゥーハリウッド

とかはリアルタイム。(フランキーは今も聴く)

 


筋肉少女帯のデビューも鮮明に覚えてる。
 

アンジー、レピッシュと併せてヘビーローテの20代前半。

歌詞が文学なのが入った。

 

洋楽の洗礼はMTVMJあたりから

 

デュランデュランとかポリス、スティング。

 

みたいなメジャーなとこから

 

彼女の影響で「スタイルカウンシル」なんて

よくわからないものをうろうろしつつ、

 

ついに「ドアーズ」にぶつかる。ハートに火をつけられる。

 

オージーナイスガイのマシュー



そのへんからは60年代アーカイブ時代で、貪欲、雑食、

第一期ビートルズマイブームは85年、

 

そこからクイーンだのジミヘンだのピストルズだの大祭りだ。

 

 

こういう波は何度となく来る。来るよねー
 

で、90年代にレゲエ、HIPHOPと王道を通過、

 

まあ、演歌とプログレと歌謡ロックとアイドル以外は

食わず嫌いしないで1度は聴いてきました。

 


椎名林檎の登場とかスガシカオ誕生とかの大騒ぎにも参加してます。

 

最近も「相対性理論台風」にまかれたり。

いいねマベ歌詞とえつこボイス。まさに現代。

80Sチャイナなサウンドもいい。旦那さんありがとさん。


イエモンのブレイクも参加した。

「太陽が燃えている」燃えました。

HIDEの「ピンクスパイダー」も凄く好き。

ガールズもかなり聴く、小島真由美とか元ちとせとか広く。

最近のYUKIもいいねえ。

 

どうも好きになる音楽家の基準は、歌詞のセンスと

作り手の「絶望感」にあるみたいだ。

 

(ただ暗いんじゃなくて絶望を下敷きにしてる感じ)

 

 



で、iPOD時代だ。

 



長い?

 

せっかくどんな時代の音楽でも気軽に聴ける時代になったのだから

 

似たような曲ばかり聴かないで色々試すと面白いと思う。

 

お勧めは「腰に来る地雷曲」をまぜてシャッフル再生だ。

 

JPOPのとかの中にジミヘンの「ヘイジョー」とか

「ブードゥーチャイルド」混ぜるとかね。

 

腰に来ます。今の音楽と比較すると凄いです。

 

初期の和田アキ子とかも「いい地雷」になるね。

 

レコードやCDでは中々体験できなかったことです。

 

何が失われたのかがわかります。

 


ドリフターズとかジャニスとかも

 


サザンとスガシカオの整合性

ガンダムの富野さんに

 


「あんたの漫画は整合性がない」とダメ出しされた山田玲司です。

 

自慢です。

 

これでアニメーターとして認められたようなものです

 

アニメーターじゃないけど。

 

富野アズナブルは偉大だよね。






ガンダムは反戦作品なのもいい

 

それは、ともかく「整合性」について考える時、いつも思うのが

 

サザンの桑田さんの歌だ。

 

特に70年代の彼の歌詞は凄い。

 

完全に破綻しているようで、

メロディーに乗ると完璧な何かを「表現」している。

 




「文法」や「わかりやすさ」を理由に校正なんかしたら

消えてしまう「何か」だ。

 

もう「エモーション」としか言いようがない。

 


ギターをかき鳴らしながらデタラメ英語で歌ったデモテープに

 

歌詞をはめ込む手法だから当然なのかもしれないけど、

 


「これぞ日本語ロックの完成形」だと思う。

 


富野アズナブルさんが僕に言っていた整合性はこれとは別の話で、

 

こういう整合もあるのだ。

 







文法とか普通とか常識とか「わかりやすい拠り所」は危ない。

 

風紀委員が言う様な「ちゃんとしなさい」主義は

表現を殺すのだと思う。

 

 

漫画でいうとデッサンとかちゃんとしてると面白くないし、

 

背景なんかも神経質に書き込むほど「つまらなく」なる。

 



極端な話「伝えること」のためにはルールなんかいらないわけで、

 

漢字なんか知らなくてもいいし、楽譜も読めなくてもいいのだ。

 



僕の人生はこの「普通」との戦いだった気がする.

 



モグラのスケート恋愛漫画
19歳の時の作品




だから僕が好きなアーティストはほとんどがこの


「普通」より「何か」を優先してる人です。

コクトーとかピカソとかね・・


桑田さんは青山とかの大学なんかで

日本語だの英語だのそれなりに習っているだろうけど

 

そんなもの全部解体して感性を研ぎ澄ませて再構成する。

 

 




そんな芸風と正反対なのに届く表現をしてるのが

昨日リスペクトしてた「スガシカオ」だ。




やつは実に「ちゃんと」してる。

 

 

私小説風の歌詞が持ち味の彼の歌詞には「文章的破綻」がない。


さすが元サラリーマン。

 

言葉の選びも素晴らしくて、綺麗なだけの言葉を選ばない。

 

 

おまけに、浅い表現になることを物凄く恐れている。

 

彼はリズムやメロディーに歌詞をどう乗せるかを

かにり理論的に作りこんでるみたいだ。


 

韻と言葉の持つ多面性。肯定と否定。本当に見事だ。

 

なのに彼の絶望は僕の心に届く。

 

破綻を許さない完璧主義に見える男なのに、

それが作品をつまらないものにしていない。
 



サザンやコクトー、みたいなのとは正反対のやり方でも

「伝わる音楽」は作れるんだと思わせてくれた。

 




 

まあ漫画に関しても

 

「デッサンいらねえー」と言ってきた僕だけど

 

タケの作品には感動しちゃうもんね。

 

やつの作品は「魂のデッサン力」が半端じゃないからね。

 

タケの話はきりがないんでまたいつか。



これは先月の作品



 

尾崎豊と真心ブラザーズのあいだに

 

 

真夏のapバンクフェスで「真心ブラザーズ」が出てきた時だった。

 


一緒に見ていた編集の人が「彼らは僕と同じ年なんです」

 

と言った。

 




「そうなんだー」と僕が言うと、

 

「その1つ上が尾崎で、ここにはっきり線が引かれてると僕は思っているんです」

 

と、焼けた顔で彼は言った。

 



なるほどさすが編集者。面白い仮説だ。

 


つまり

「校舎の窓を割る世代」(尾崎の卒業)と

 



「少なくとも校舎の窓は割らないよ世代」

 

(真心の素晴らしきこの世界)には


「境界」があるというわけだ。

 



乱暴な言い方をすれば

 

「世界と自分が同等だと思っている世代」と、

 

「世界そのものを受け入れようとしている世代」

と言われてる気もする。

 

 

面白いことに僕は尾崎と同じ年で、彼は真心さんの年生まれ。

 

これは盛り上がる状況だ。

 

なのにバカな僕はつい

 

「でもブルーハーツは尾崎より年上だよね」と

 

なんてつまんないことを言ってしまった。

 

 

ブルーハーツは「反抗しつつも世界を受け入れてる最強バンド」だ。

 

その存在は軽く世代論を吹き飛ばしてしまう大きさがある。

 


これにてせっかくの面白い仮説論議も終了―。あーあ。

 

出さなきゃ良かったな「最強カード」

 

どっちにしても「はっぴいえんど」なんかがとっくの昔に

 

世界を受け入れた歌とか歌ってるんだけどね。

 

 

で、よく覚えているのが尾崎がデビューした時のこと。

 

僕の同級生は彼に対してかなり冷ややかだった。

 

あのライブのMCも痛いと笑われていたし、

むしろあの頃の先端人間は

 

難解なテクノやUKのバンドに

「化粧して文学的な歌詞を歌うインディーズ」とかを

 

追いかけていた。

 

そんな時代にあのパフォーマンスで現れた尾崎もたいした人だと思う。

 

尾崎を支えた世代はむしろ真心世代より

さらに下の世代だったわけだ。

 




どっちにしてもこの手の分析論議は大好きなので、

 

またやろうね某編集さん。

 

 

 暑かったけどサイコーでした

 


偉大なる臨死の旅

 

漫画を描いてるとね、


「ああ,もう何かが足りないけどわからない」

 

「人間なんてラララー」な気分になってね、

 

もう最後は「神様」を待つだけの気分になるわけです。


 

この日もそうでね。

 


でも、一斉送信な元アシのライブがあるんで

約束通り行きました、新宿。

 

彼の名はアカ。





 

僕の仕事を10年くらい手伝ってくれてた男で、

とても1言で語れないキャラクターだ。

 



19
歳の時にギラギラした目で仕事場に来たときは

「おまわりさん」との縁が切れたばかりで、


「ジミヘン?あんなのうんこでしょ」と言い放ち。

 

「3年以内にスピッツは抜く!」とか

名言は数しれない。

 


あえて一言でいうなら「詩人」だ。

 

彼はテレビを持ってない。

 




だいたい漫画を描く気なんかまるでない上に完全な音楽人生なのに、

 

僕の仕事を10年も手伝ってたのもいかれてる。

 

雇う僕もだけど。

 

でも面相筆の使い方は最高に上手くて、

ヒロインの髪の艶でできのいいのはまず彼がやった仕事だ。



この髪は絶対彼の仕事

 

そして抜群のKT(いい空気作る)なやつだった。

 

彼のおかげで仕事場に笑いが絶えたことはなかった。




 

右の赤パンがアカ。この3人でさんざん音楽聴いた。
僕の持ってる原稿はAGAPES。
手前のチーフが先生みたいでいいね。




そして、彼は僕の知らなかった「文化」を持ち込んできた。

 

明らかに僕は彼から「音楽」を教えてもらったみたいだ。

 

それは「向こうへ旅に出る体験」としての音楽だ。

 

これが「ドラッグなし」でも十分に可能なことと、

 

音楽には「耳で聴く次元」から「心で聴く次元」、

そして最後は「魂で聴く次元」があることを知った。






 

完全に「音の世界」巻き込まれて、理屈抜きで飛んでいく。

 

これを沢山の人と共に体験するのが「ライブ」だ。

 



この日は憲法9条守ろうイベント



彼はいわいる「デッドヘッズ」で、

あのジェリーガルシアを追いかけて生きてきた。

 


ジェリーの「グレイトフルデッド」の曲は多分全部弾けるし、

曲を聴けば、どのライブの音源かもわかる。

 



ジェリーの音楽は「仮の世」であるこの世から、

ゆっくりと「あの世」へ「向こうの世界」へ、

「自分がまだ自分という固体に分裂する前にいた光の世界」へ

連れて行く。

 






仕事の後でキャンドルに火をつけて彼とよくジェリーを聴いた。

 

ジミヘンもドアーズもサンタナもジャニスも同じ仲間だとわかった。

 


人間は太古から火を囲んで音と踊りで神と自然と1つになってきた。

聖なる時間。

 

それが「音楽」だ。




 

もちろん「鼻歌」も「流行歌」も「カラオケ」も音楽。

 

だけど、本来の音楽は物凄い。

 



体験なのだ。



救済なのだ。

 









現世と戦うアカの音楽は今もそれを忘れてなくて安心した。

 

Dopalfinというバンドでやってるんで、ぜひ聴いてみてください。

 

 


いきものがたり

 

どうも!

 

本気で「いきものがかり」を「いきものがたり」だと思っていた山田

玲司です。

 

最初のブログで「いきものがたり」って書いたら、

 

さとひゅから「恥ずかしいから早く直せ!」ってメールがきました。

 

あわてて直したものの、この恥の多い人生。

 

「いきものがたり」だろうが「いきいきものがたり」だろうが

今更・・

 

と、我に返って考えたんだが、絶対「いきものがたり」のほうがいい

だろ。

 

生き物の物語だ、人間の人生にも重なるし、深いし語呂もいいし・・

 

そんなもんいらない?

 

ですよね。

 

「ポストドリカム係」が本当は正解? ひっこめ山田? はあい。

 


それからコメントありがとうございます。

 

昔の作品を越えるもの作ろうとして格闘してるけど、

 
昔の漫画を褒められると嬉しいです。


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